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2017/08/13

情報公開に消極的な都民ファーストの会

 

 

8日、東京都議会で議長などを選出する臨時会が開かれたそうですね。その際、自民党、共産党、民進党、維新の会の各会派は、豊洲市場移転問題に関わる特別委員会の設置を求めたそうですが、都民ファーストの会、公明党、生活者ネットの反対で否決されたようです。

 

小池都知事は、3月の時点では「築地か豊洲かで第三の道はない」としていましたが、都議会議員選挙直前の6月20日になって、「築地は守る、豊洲を活かす」との基本方針を発表したため、その真意などを確認するために特別委員会の設置案が提出されたらしいのですけどね。

 

市場移転については、築地市場を売却することで豊洲市場の借金を返すことになっていたわけですから、築地市場を活用するとなれば、その借金はどうするのだろうといった疑問が出てくるのは当然のことです。それに、決定に至るプロセスと根拠を公開するべきと言っていたのは、小池都知事ご本人ですからね。

 

都議会議員選挙も終わり、都民ファーストの会が圧勝しましたので、すでに市場問題については関心が無くなってしまっているのかもしれませんが、都議会のことをブラックボックスと言って批判していたわけですから、ご自身もブラックボックスと言われないように、しっかり説明するべきではないかと思います。

 

 

今、盟友の若狭議員が、国民ファーストの会と思いきや日本ファーストの会を立ち上げて国政政党にする動きをしていますが、小池都知事の関心も、すでにそちらに移っているのではないでしょうか。市場問題も、都知事選挙や都議会議員選挙に勝つための手段でしかなかったのかもしれませんね。

 

聞いたところでは、「築地は守る、豊洲を活かす」が何を意味しているのか誰もわからない状態で、それは実務を担っている東京都の職員も同じということです。また、そんな状況では、小池都知事を信じて応援してきた市場関係者の皆さんも、さぞかし不安ではないでしょうか。

 

東京大改革を断行します、都議会を都民の手に取り戻します…と訴えて当選した都民ファーストの会の都議の皆さん。皆さんには、都議会の第一党として、都議会の運営をリードする責任があります。皆さんに投票した都民の「改革への期待」に是非とも応えてほしいです。

 

安全な豊洲市場への追加工事に約600億円の支出。築地市場が売却できなくなったことで約4,400億円の収入減。築地市場の維持費や再整備費に約4,800億円の支出と、これだけでも1兆円近くの損失です。これに加えて、環状二号線の工事が遅れれば、さらに経済的な損失が生まれます。

 

都民ファーストの会の綱領には、「都民の利益を最大化すること」とありましたよね。国政進出という小池都知事の個人的な野望のための政治では困りますよ。小池都知事も都民ファーストの会も、まず東京都のことを考えてほしいです。

 

 

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