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2017/08/28

40種類のハラスメントを50音順で一覧表にしてみました

 

最近、セクハラ、パワハラ、モラハラといったことが話題になることが多いですが、そうしたハラスメントは何種類くらいあるのだろうと思い、新聞記事などに出ていたハラスメントという言葉のついた表現を一覧表にしてみました。

 

こうしてまとめてみると結構な数のハラスメントがありますね。数えてみたところ全部で40種類ありましたが、これだけあると「世の中はハラスメントだらけなのかな?」と思ってしまいます。

 

例えば、ヌーハラ(ヌードルハラスメント)などは、ハラスメントというよりは文化や習慣の違いだと思いますけどね。これをハラスメントとするのはどうでしょうか。

 

また、告ハラ(告白ハラスメント)も、確かに関心のない異性から告白されたら嫌悪感や恐怖感を感じることがあるかもしれませんが、真剣に交際を希望して告白した場合に、それを単にハラスメントとして良いのか…という話しもあると思います。

 

さて、こうしたハラスメントですが、そのうち最も注目すべきものは、職場内(会社内)や家庭内、学校内といった、特定の人間関係が長く継続しやすい場所(何かあっても逃げ出しにくい場所)で起こるハラスメントでしょうね。

 

ただ、職場や学校であれば、ハラスメントを未然に防止するための教育もできるでしょうし、実際にハラスメントが発生した場合は、警告や指導もできると思います。その意味では、解決しやすいハラスメントと言えそうですね。

 

一方、家庭で起こるハラスメントは、ハラスメント自体が表沙汰にならない場合もあるでしょうから要注意です。こちらは、気づきにくい、解決しにくいハラスメントと言えそうです。

 

また、PTSD(心的外傷後ストレス障害)などの深刻な被害が出るような悪質なハラスメントに対しては、被害者に治療というケアが必要なように、加害者にも治療というアプローチが必要なのかもしれません。

 

悪いことを悪いと感じない。あるいは、悪いと分かっていても、それを止められないという人に対して、指導や教育といったアプローチだけでそれを改善させるのは難しいでしょう。

 

ということで、以下は40種類のハラスメントの一覧です。辞書代わりに使えるように、50音順にしてみました。

 

 

■ 40種類のハラスメント一覧(50音順)

 

01.アカデミックハラスメント(アカハラ)

 大学教授が学生に対して行う嫌がらせ。

 

02.アルコールハラスメント

 飲酒にまつわる嫌がらせ。

 

03.エアーハラスメント

 場の空気を壊す嫌がらせ。

 

04.エアコンハラスメント

 空調に関する嫌がらせ。

 

05.エイジハラスメント

 主に中高年の社員への年齢に関する嫌がらせ。

 

06.エレクトロニックハラスメント

 電子機器を使用した嫌がらせ。

 

07.エンジョイハラスメント

 自分が「楽しいこと」や「好んでいること」を相手に押しつけること。

 

08.お菓子ハラスメント

 特定の人だけお菓子を配らないなどの嫌がらせ。または旅行に行った際のお土産の強要など。

 

09.終われハラスメント(終わハラ)

 企業が学生に内定と引き換えに就職活動を終わるように迫ること。

 

10.家事ハラスメント(家事ハラ)

 家庭内での家事の分担に関する嫌がらせ。

 

11.カスタマーハラスメント(カスハラ)

 顧客からの悪質なクレームや暴言、暴力的な態度などのこと。

 

12.カラオケハラスメント

 カラオケで歌いたくない人に無理矢理歌わせる嫌がらせ。

 

13.キャンパスハラスメント

 大学内で行われる各種のハラスメント。

 

14.告白ハラスメント(告ハラ)

 親密でない異性から愛の告白をされることに苦痛や恐怖を感じること。

 

15.ジェンダーハラスメント

 男らしさ・女らしさを強要する嫌がらせ。

 

16.時短ハラスメント(ジタハラ)

 上司が部下に対して「時短だ」「定時に帰れ」と言い続けること。

 

17.シルバーハラスメント

 主に介護を受ける高齢者に対する嫌がらせ。

 

18.スクールハラスメント(スクハラ)

 学校で教師が児童・生徒に対して行う嫌がらせ。

 

19.スメルハラスメント(スメハラ)

 匂いによって他人を不快な気持ちにさせる嫌がらせ。

 

20.スモークハラスメント

 喫煙者が非喫煙者に行う嫌がらせ。

 

21.セカンドハラスメント

 セクハラなどの苦情を申し立てたことに対する嫌がらせ。

 

22.セクシャルハラスメント(セクハラ)

 性的な嫌がらせ。ハラスメントという言葉が一般的になったきっかけが、セクハラではないかと思います。

 

23.ゼクシャルハラスメント

 女性が男性に対して結婚を迫ることで心理的負担を与える嫌がらせ。

 

24.ソーシャル(メディア)ハラスメント

 SNSで起こる職場の上下関係を利用した嫌がらせ。

 

25.テクスチュアルハラスメント

 文学界におけるセクシャルハラスメント。

 

26.テクノロジーハラスメント

 ハイテクノロジーに詳しい人がそうでない人にする嫌がらせ。

 

27.ドクターハラスメント

 医者が患者にする嫌がらせ。

 

28.ヌードルハラスメント(ヌーハラ)

 日本人が麺をするる習慣に外国人が苦痛を感じること。

 

29.パーソナルハラスメント

 個人的趣向や容姿などに対する嫌がらせ。

 

30.パワーハラスメント(パワハラ)

 職務上の地位を背景にして精神的な苦痛や身体的な苦痛を与えること。「パワハラ」という表現のほうが一般的と思われます。

 

31.ブラッドタイプハラスメント

 血液型が与える印象で人柄や性格を決めつけること。

 

32.ペイシェントハラスメント

 患者から医療従事者への嫌がらせ。

 

33.ペットハラスメント

 ペットの飼い主がペット好きでない人に対して行う嫌がらせ。

 

34.マタニティハラスメント(マタハラ)

 妊娠または出産した女性への嫌がらせ。

 

35.マリッジハラスメント

 結婚に関して圧力をかけたりする嫌がらせ。

 

36.モラルハラスメント(モラハラ)

 言葉や態度などによる嫌がらせ。

 

37.ラブハラスメント

 恋愛に関する話題で相手に苦痛や不快感を与えること。

 

38.リストラハラスメント

 リストラ対象者に対する嫌がらせ。

 

39.レイシャルハラスメント

 人種的偏見による嫌がらせ。

 

40.レリジャスハラスメント

 特定の宗教を信仰する人に対する嫌がらせ。または改宗の強制など。

 

 

こうして40種類のハラスメントを一覧にしてみますと、改めてハラスメントの種類の多さを感じますね。

 

また、これ以外にも、「クレーマーハラスメント」「チェリーハラスメント」「ベビーハラスメント(ベイビーハラスメント)」といった言葉が使われているようです。

 

ただ、これらのハラスメントは、この一覧にあるハラスメントと同義であったり、意味が曖昧なハラスメントもあるため、「40種類のハラスメント一覧(50音順)」からは除外しました。

 

それらも含めると、ハラスメントの種類は40種類を超えてしまいます…

 

といったハラスメントですが、ハラスメントとは、「他人に対する嫌がらせ」や「他人を不快にさせる行動」ですので、それ自体が良くないことであるのは間違いありません。

 

でも、そうしたハラスメントの定義の通りに細かなところまでハラスメントとして指摘されるようになると、窮屈な社会になってしまう可能性もありそうです。

 

また、報道などで見聞きするハラスメントには、犯罪行為(脅迫罪や傷害罪)ではないかと思えるような悪質なものもありますが、それをハラスメントという言葉で一括りにしてしまうのも良くないと思いますね。

 

やはり、犯罪は犯罪として対応するべきで、それを違う言葉に置き換えてしまうと、問題の本質が見えづらくなると思います。

 

結局のところ、ハラスメントという言葉を使う場合には、小さな話しが大袈裟に扱われたり、逆に大きな話しが矮小化されたりすることもあると理解した上で使ったほうが良いのでしょう。

 

そして、事実関係をしっかり把握し、その本質を見極めたうえで適切な対応をするべきなのだろうと思います。場合によっては、公的な窓口や弁護士などに相談するのも良いかもしれませんね。

 

■ 参考

 

厚生労働省が、「職場のパワーハラスメント」の定義を公表していますね。

 

それによると、職場のパワーハラスメントとは、「同じ職場で働く者に対して、職務上の地位や人間関係などの職場内の優位性を背景に、業務の適正な範囲を超えて、精神的・身体的苦痛を与える又は職場環境を悪化させる行為」ということです。

 

 

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