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2017/07/15

私は多様性の象徴、差別主義者には屈しない

民進党の蓮舫さんが、13日の定例記者会見で、ご自身の二重国籍問題についての記者会見を18日に行うと発表しました。与党に説明責任を求めておきながら、ご自身の説明責任は果たさない…というのはさすがに問題だと思ったのかもしれませんね。

 

会見では、「戸籍は個人のプライバシーなので、差別主義者に言われて公開することはあってはならない」といった趣旨の発言のあとに、「戸籍ではなく、台湾の国籍を有していないことがわかる部分を公表する」と発言しています。

 

また、「私は多様性の象徴だと思っているが、二重国籍問題をめぐる自らの説明が二転三転したため改めて説明する」といった趣旨の発言もされているのですが、そもそも、この問題はそういう話しではないと思いますけどね。

 

そして朝日新聞も社説で、「プライバシーである戸籍を迫られて公開すれば、例えば外国籍の親を持つ人々らにとって、あしき前例にならないか」などと書いているのですが、これも話し自体が違うと思います。

 

 

まず、蓮舫さんの二重国籍問題は、説明が二転三転したことが本質的な問題ではなく、二重国籍のまま選挙に出馬して当選したのではないか…という疑惑のあることが問題なのですよね。

 

そして、この疑惑が無かったことを証明するには、単に今の時点で台湾国籍がないことを証明することでは足りず、日本国籍を選択すると宣言したのはいつなのか。台湾国籍を離脱したのはいつなのかを証明することが必要です。

 

実際、似たような話しのあった自民党の女性議員は、プライバシーの部分を黒塗りにした戸籍謄本を公開していますからね。蓮舫さんも同じようにすれば良いと思いますし、それが説明責任を果たすということではないでしょうか。

 

ご自身の疑惑を晴らすためには、戸籍謄本の(該当箇所の)公開は必要ですと言われているだけなのに、それを差別や排外主義、多様性の話しにすり替えてしまうのはどうかと思います。

 

国益を代表する国会議員が二重国籍では困ります。自衛隊の最高司令官(内閣総理大臣)になる可能性もある野党第一党の党首が二重国籍では困ります…という話しですからね。

 

また、首相の「こんな人たち」発言を批判したメディアは、蓮舫さんの「差別主義者には屈しない」発言も批判してほしいですね。有権者をレイシスト呼ばわりするような発言はおかしいです。

 

2017.7.16 追記

 

オーストラリアの国会議員が、自身が二重国籍だったという理由で辞職したそうです。辞職した国会議員はニュージーランド出身だそうですが、十代の頃にオーストラリアに帰化した際、ニュージーランドの市民権が消滅したと思い込んでいたようです。

 

本人は二重国籍とは知らずに国会議員として活動していたのですね。オーストラリアは移民国家で二重国籍は珍しくはないそうですが、それでも国会議員の二重国籍は憲法で禁じられているとのこと。これが世界の常識なのではないでしょうか。

 

 

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