« 短気は損気…いつも心にゆとりを | トップページ | 格上の韓国、格下の日本(韓国にとっての真正性) »

2017/07/05

日本でも起こる?政権とメディアの戦い

先月の話しですが、トランプ政権とロシアを巡る疑惑に関する報道に問題があったとして、アメリカのCNNテレビの担当者が辞職した…という報道がありました。これをきっかけに、トランプ政権はメディア批判を強めているようですね。

 

もともとトランプ氏は既存のメディアが嫌いなようで、フェイクニュースといった言葉でメディア批判をしていましたが、こうした政権とメディアの戦いは、これからも続きそうです。

 

この報道では、ホワイトハウスでの記者会見の様子が紹介されていましたが、ホワイトハウスの副報道官も、匿名の情報源をもとにした記事は問題だとして、記者と激しいやりとりをしているようです。

 

日本でも、官房長官などが定例記者会見を行っていますが、このくらいのやり取りがあっても良いのではないかと思いますね。日本のメディアも、結構いい加減なところがありますし…。

 

 

例えば加計問題で最初のほうに出てきて文書についてですが、伝聞で書かれている部分もあるのですよね。また、この文書と同じものが文部科学省から出てきたという話しも、全く同じものが存在していたわけではないそうです。

 

このあたりは記者会見でしっかりやり取りしておくべきだったと思いますし、おかしな報道については、強く批判しても良かったと思います。政府の説明責任が…という話し以前の問題です。

 

20170705
メディアでよく使われる表現方法

 

この写真は、メディアがよく使う表現方法ですよね。何か都合の悪いことが存在しているかのような印象を与える映像です。また、光が当たっている部分に目が行き、結果として、それ以外の部分に関心が向かなくなります。

 

この写真で光が当たっている部分には、以下の文章があります。

 

○ 設置の時期については、今治市の区域指定時より「最短距離で規
 制改革」を前提としたプロセスを踏んでいる状況であり、これは総理の
 ご意向だと聞いている。

 

この文章の「総理のご意向」の部分だけを繰り返し報道して、最近の言葉でいえば「忖度」があったような印象を広めていくわけです。でも、実際は「聞いている」ということで、この文章を作った人が直接話しを聞いたわけではありません。

 

また、光が当たっていない部分には、以下の文章があります。

 

○ 「国家戦略特区諮問会議決定」という形にすれば、総理が議長なの
 で、総理からの指示に見えるのではないか。平成30年4月開学に向
 け、11月上中旬には本件を諮問会議にかける必要あり。

 

この文章で注目すべきは、「総理からの指示に見えるのではないか」の部分ですね。この部分は、「総理からの指示があったようにしよう」という考えがあるようにも読めますが、どうでしょうか。

 

 

この文書について報道したメディア(と国会で追及した野党)は、少なくともこれらのことを知っていて報道(追及)していたわけですが、その内容は、「総理のご意向」の文言だけに焦点を当て、「総理からの指示に見えるのではないか」の文言を除いたものでした。

 

また、獣医学部設置の4条件をねじ込んできた与党の農林水産族議員や、獣医学部の設置を1校にするために活躍していた野党議員(獣医師会から献金をもらっています)にも触れていません。

 

そして、1校に決まったら、それが総理のお友達だったから怪しからんとなり、では1校に絞るのを止めましょうと言うと、それでは最初の話しと違うと言い出す。いったいどうしたいのでしょう…。

 

これが加計問題のすべてではないかと思いますね。獣医師を増やしたくない獣医師会という既得権者と、それに加勢した文部科学省という抵抗勢力に対して、総理が強い意志で臨んだことが「総理のご意向」だったのではないかと思います。

 

メディアは今、東京都議会議員選挙での自民惨敗をネタにして政権批判を強めていますが、少なくとも、こうしたメディアのやり方に対しては、しっかり批判したほうが良いのではないでしょうか。

 

 

« 短気は損気…いつも心にゆとりを | トップページ | 格上の韓国、格下の日本(韓国にとっての真正性) »

「日記」カテゴリの記事