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2017/07/09

老後資金はいくら必要?老後は悠悠自適?老後貧乏?下流老人?

現役時代はいろいろとあったけど、晩年くらいは悠悠自適に暮らしたい…。誰しもそう思いますよね。ところが最近は、老後貧乏とか下流老人などといった言葉が使われるようになり、老後の暮らしを心配する人が増えているように感じます。

 

ここで、老後貧乏や下流老人にならないための貯蓄を…という話しが出てくるわけですが、では、実際にどのくらいの貯蓄があれば良いのでしょうか。いくつかの話しを参考に考えてみたいと思います。

 

 

■老後貧乏の原因

 

老後貧乏になってしまう原因として、次の3つがあるようです。

・年金支給開始年齢が引き上げられた

・寿命が伸びた

・介護サービスの利用料が引き上げられた

 

年金支給開始年齢が引き上げられたために、その分だけ総収入が減少してしまったところで、寿命が伸びたことや、医療や介護のサービスを利用する機会が増えたことで、老後の蓄えを使い果たしてしまう事例が増えているのでしょう。

 

実際、家計調査によれば、高齢者世帯(夫婦ともに無職)の1か月の総支出は約275,000円だそうで、総収入は約213,000円(そのうちの約9割が年金収入)とのことで、不足する約62,000円については、貯金を取り崩すといったことをしているようですからね。

 

■老後資金はいくら必要か

 

現在の平均寿命は、男性が約80歳で女性が約86歳ですので、仮に65歳から年金を受け取って86歳まで生活するとした場合、上の家計調査の例で言えば、

62,000円×12か月×(86歳-65歳)=15,624,000円

が必要額になります。

 

ただし、これは平均寿命まで健康に暮らせた場合ですね。健康寿命(介護されることなく生活できる平均年齢)は平均寿命より約10年短いため、実際はこの額に医療費などの支出分(予想額)も加えておいたほうが良いと思います。

 

そのあたりをどう見積もるかによって答えは変わってくると思いますが、ネットにある記事などでは、おおむね2,000~3,000万円くらいが必要な老後資金となっているようです。

 

 

■一般の人はどう考えているのか

 

昨年の新聞記事に、京都にある信用金庫が行った「豊かな人生を考える」という調査の結果が掲載されていました。それによると、老後に必要な預貯金は平均で2,875万円だったそうです。

 

この信用金庫では、平成12年(2005年)以降、毎年の敬老の日に合わせて同様の調査を行っているそうで、今回の調査は、30代以上の来店客1,245人から回答を得たとのことでした。

 

ちなみに、豊かな老後を送るために準備しているもの…という質問項目もあるそうなのですが、それについては、1位が預貯金、2位が健康・体力づくり、3位が趣味の充実の順で回答が多かったそうです。

 

■将来の不確定要素

 

日本は長寿社会だけに、老後も長いです。そのため、老後生活を送る中で、いろいろなことが起こると思います。例えば、

・年金支給開始年齢のさらなる引き上げ

・医療費や介護サービス利用料の引き上げ

・物価上昇や消費税などの増税

などです。こう考えると、資産家でもない限り悠悠自適な老後生活は難しいかもしれませんね。でも、少しでも豊かな老後を送れるようにするには、日頃から貯蓄を心がけること。また、健康寿命を伸ばすことで介護サービスを利用しなくてすむように心がける必要がありそうです。

 

 

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