« PKO日報問題の本質は隠蔽があったかどうかではないと思う | トップページ | 日本の目と鼻の先に弾道ミサイルを落とされているのに »

2017/07/31

ふと、奈良の「騒音おばさん」騒動を思い出す

今月半ば、埼玉県所沢市にある市立小学校で、40歳代の男性教諭が、担任をしているクラスの男子児童に対して「窓から飛び降りなさい」「明日から学校に来るな」といった発言をしていた…という報道がありました。

 

男子児童は、こうした担任の発言があった翌日から登校できない状態が続いているそうで、学校側は男性教諭を担任業務から外し、埼玉県の教育委員会では、事実確認をした上で懲戒処分も含めて対応を検討するということになったそうです。

 

授業が終わった後に児童同士のトラブルがあり、トラブルの当事者だった男子児童の一人に対して男性教諭がそのような発言をしたそうです。翌日になって、男子児童と保護者らが学校を訪れて抗議したことで、学校側が事実関係を把握したようですね。

 

一方、この報道から数日後、男性教諭が退職に追い込まれることがあってはならないとして、同じ学校の保護者や卒業生らが、男性教諭を処分しないように求める署名活動を行っているという報道がありました。

 

保護者らは、一部の報道が「誇張されている」などと主張し、問題になっている男性教諭の発言については、「どういう流れで発言したのかが問題で、発言の前後関係をみてみないことにはわからない」と指摘しているそうです。

 

 

これはあくまでも憶測ですが、男子児童の側にも問題行動があったのかもしれませんね。そして、そうしたことを他の児童の保護者も知っていたのかもしれません。そうでないと、こういう話しにはならないですよね。

 

もちろん、事情があったから今回の男性教諭の発言が許されるということではないと思いますが、事情もわからないまま、一方的に教諭が悪いという印象にならなかったことは良かったと思います。

 

また、数ある小学校の一つで起こった出来事が、一週間もしないうちに(教諭の発言が12日で最初の報道は18日)全国紙に掲載されたのは不思議です。これも憶測ですが、被害者側が新聞社に話しを持ち込んだことで記事になったのではないでしょうか。

 

今回の一連の報道をみて、ふと、十年くらい前にあった「騒音おばさん」の騒動を思い出しました。当時、「引っ越し、引っ越し」と大声で叫ぶ主婦の姿がワイドショーで何度も流れていましたので、覚えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

この騒動がワイドショーで取り上げられるようになったのも、主婦の騒音に悩まされていた被害者が、自ら撮影した主婦の映像をマスコミ各社に提供したことが発端でしたからね。被害者がメディアを利用して加害者に被害を与えたという面があったわけです。

 

この件も、事情があったから騒音を出していた主婦が許されるという話しではありませんが、主婦を批判するにしても、主婦の側の事情も分かってからしないと、一方的な批判になってしまいます。

 

トラブルを目にしたときや、何かしらの事実を報道で知ったときなどには、注意していないと、事実関係を誤解してしまうようなこともあるということですね。

 

にほんブログ村 サラリーマン日記ブログ 50代サラリーマンへ

 

 

« PKO日報問題の本質は隠蔽があったかどうかではないと思う | トップページ | 日本の目と鼻の先に弾道ミサイルを落とされているのに »

「日記」カテゴリの記事