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2017/05/17

結婚が損得で語られる時代?(生涯未婚率の推移)

国立社会保障・人口問題研究所の調査によると、平成27年(2015年)の生涯未婚率は、男性が23.37パーセントで、女性が14.06パーセントだったそうです。前回の調査(5年前)と比べて、男性で3.23パーセント、女性で3.45パーセントの増加とのことでした。

 

生涯未婚率というのは、同研究所が5年に1回行われている国勢調査の結果を分析して割り出している数値で、50歳までに一度も結婚していない人の比率です。もちろん、50歳を超えて結婚される方もいらっしゃるとは思いますが、今は男性の4人に1人。女性の7人に1人が結婚をしない時代…と考えて良さそうです。

 

この生涯未婚率の推移を見てみますと、男性の場合は1970年代から。女性の場合は1980年代からずっと増加傾向にあるのですよね。特に、男性は昭和55年(1980年)あたりから。女性は平成12年(2000年)あたりから、その傾向に拍車がかかっているようです。

 

 

ただ、こうなってしまった原因は、結婚願望のある人が減ったから…ということではないようで、同研究所の出生動向基本調査によると、適齢期(18~34歳)の未婚者のうち、男性の85.7パーセント。女性の89.3パーセントは結婚願望を持っているとのことです。

 

結婚願望があるのに結婚に至らない原因はいろいろあると思いますが、やはり経済的な問題が一番大きいような気がしますね。結婚式などの費用の話しに始まり、一緒に暮らすための住居の費用、子どもができれば子育ての費用と、お金のかかることは多いですから…。

 

こういう言い方をすると叱られそうですが、女性の生涯未婚率が高くなってきた平成12年(2000年)頃は、非正規雇用が増えたり、賃金が伸びなくなってきた頃ですので、養ってくれる経済力のある男性がいないから結婚できない…といった人も少なからずいたような気がします。

 

このように、結婚をお金や損得で語るのはどうかと思いますが、これが現実ではないでしょうか。結婚で得られる部分(結婚するメリット)と、結婚で失われる部分(結婚のデメリット)を比較して、結婚にはあまりメリットがない…と感じる人が多くいて、その結果、結婚したいのにしない人が多いのかな…。

 

 

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