« 防犯カメラとしても利用される?ドライブレコーダーの鮮明な映像 | トップページ | 政権の落日を願い「アベを買わない運動」を呼びかけるつぶやき »

2017/04/16

森友劇場は間もなく閉幕?森友問題の個人的まとめ

野党の中には森友問題の追及を続けると言っている方もいるようですが、朝鮮半島情勢も緊迫していますので、「うやむや」に終わることにはなりますが、もう国会で扱うのはやめたほうが良いのではないかと思いますね。

 

補助金の不正受給についての告発もあったようですし、あとは必要に応じて捜査機関が対応するでしょう。

 

以下は、森友問題について個人的にまとめたものです。確かに不自然な点はありますが、国会で追及するほどのことではないように思います。

 

◆この問題の発端は…

 

もともとこの問題は、森友学園に対して「本来の価格より極端に安く国有地が払い下げられたのではないか」。そして、「そこに政治家の関与があったのではないか」という2つの疑惑でしたね。いつの間にか、首相夫人の献金疑惑(仮に献金があったとしても違法性はない)の話しが中心になっていましたが…。

 

この問題に最初に取り組んだのは、以前から森友学園の教育方針(愛国教育)に否定的だった豊中市の木村真市議(ネットでは福島瑞穂参議院議員の元秘書と言われている方です)と言われていますが、問題が広く知れ渡るようになったのは、朝日新聞が報道してからだと思います。

 

朝日新聞は、「隣接地の1割(の価格)」といった見出しで、森友学園に対して国有地が不当に安く払い下げられている…といった趣旨の記事を出しました。その記事にある隣接地というのが、あとになって疑問視されるようになった豊中市の野田中央公園の土地です。

 

 

◆「本来の価格」は正しかったのか

 

1.森友学園(小学校建設地)

 ・土地の広さ  約8,800平方メートル

 ・評価額    約9億6,000万円

 ・払い下げ価格 約1億3,000万円

  約8億円の値引きを受けて、約1億3,000万円で購入。

 

2.豊中市(野田中央公園)

 ・土地の広さ  約9,500平方メートル

 ・評価額    約9億1,000万円

 ・払い下げ価格 約14億2,000万円

  国から約14億円の補助金がついたので、実質的には2,000万円で購入。

 

この2つの土地は、道路を挟んで隣接しています。朝日新聞の記事は、豊中市の約14億2,000万円の払い下げ価格と森友学園の約1億3,000万円の払い下げ価格とを比較して、「隣接地の1割(の価格)」となったわけですね。本来であれば、実質的にいくら支払ったのかで比較したほうが良かったと思いますが…。

 

これらの土地は、もともと伊丹空港の騒音緩衝地域だそうで、飛行機の騒音があるのはもちろんのこと、飛行場が近いという理由で建物の高さに制限があるそうです。高い建物が建てられないため、開発業者がマンションを建てたりすることはできないようですね。

 

また、地歴(過去の土地の利用状況)が悪いそうです。もともと沼(池?)だったりしたところで、そこに生活ごみも捨てられたいたようで、それを国が買い上げて国有地にしたようです。これらからすると、約9億円という評価額自体が高すぎるのかもしれません。

 

ひょっとすると、森友学園に対する約1億3,000万円の払い下げ価格でもまだ高いのではないでしょうか。この土地に埋めれれているごみの撤去費用として約8億円の値引きがあったとのことですが、実際に撤去するとなると、8億円では済まないといった話しもあったようですし…。

 

実際、森友学園は、廃棄物の撤去工事費用として国から1億3,000万円を受け取っているのですよね。このお金は、工事を請け負った業者に支払われたようですが、ごみの撤去費用が8億円では足りなかったから国がお金を出した…と思われます。

 

もしその通りだとすると、価値のない国有地を国が売り抜けたことになりますので、そこに政治家の関与は無かったと思いますね。後になって森友学園から苦情が出ても仕方のないような話しですので、わざわざそこに関与するような政治家はいないでしょう。

 

 

◆むしろ豊中市のほうが問題ではないか

 

一方、豊中市に払い下げられた土地について見てみると、約9億1,000万円という評価額だったものが、それより5億円も高い約14億2,000万円で払い下げられています。また、国から約14億円の補助金がついたため、実質的には約2,000万円での払い下げだったのですよね。

 

また、この約14億2,000万円という価格は、(払い下げられた土地とは条件の異なる)近隣の住宅地の評価額を参考に決めたと言われていますが、これについては、少しでも補助金を多くつけるために、あえてそのような評価額を使ったのではないか…との指摘もあるようです。

 

◆豊中市の件に政治家の関与はあるのか

 

豊中市は、払い下げられた国有地に野田中央公園という公園をつくるのですが、この公園をつくるという話しは、民主党(当時)が選挙で勝った2週間後に突然出た話しと言われています。また、約14億円という多額の補助金を出したのも、民主党(当時)政権なのですよね。

 

そして、その当時に国交省副大臣に就任していたのが辻元清美衆議院議員ということで、この件への関与を疑われました。もちろん、ご本人も、ご本人が所属している民進党も、この疑惑については完全に否定していますので、真偽は不明です。補助金のつき方は不自然だと思いますが…。

 

◆国会で取り上げるような問題だったのか

 

条件の悪い国有地の値引きや、補助金で公共施設をつくること自体は、悪い話しとまでは言えないと思います。また、地域に公園や学校をつくって、その地域の環境を良くしていくことも、悪い話しではないと思います。今回の件に不自然なところがあるのは事実ですが、国会で取り上げるほどの話しなのかな…と思いました。

 

評価額と取引価格に差があるのは、評価額を下げたら周辺の土地の資産価値に影響が出てしまうとか、固定資産税の徴収額が下がってしまうなどの事情があったからかもしれませんし、この土地に公園や学校ができることになったのも、(誰かが)この地域を文教地区にして資産価値をあげようと考えた可能性もありますので、その時々で何かしらの忖度があったのかもしれませんけどね。

 

 

« 防犯カメラとしても利用される?ドライブレコーダーの鮮明な映像 | トップページ | 政権の落日を願い「アベを買わない運動」を呼びかけるつぶやき »

「日記」カテゴリの記事