「目くそ鼻くそを笑う」または「猿の尻笑い」
中川俊直衆議院議員の女性問題が話題になっているそうですね。すでに経済産業大臣政務官を辞任し、所属していた自民党も離党したそうですが、民進党の蓮舫氏は「国会議員という以前に人としておかしい」とコメントし、暗に議員辞職を求めているようです。
また、この問題で国会審議が行われなかったそうで、蓮舫氏は「国会にも重大な影響が出ていることを重く受け止めるべき」ともコメントしたようです。まあ、政務官が不在であれば、関係する審議はできませんよね。
ただ、どうでしょうね。民進党にも女性問題を起こした国会議員がいましたが、議員辞職などはしていません。それに、蓮舫氏の二重国籍問題もうやむやに終わっていますし、山尾議員のガソリン代も秘書の責任だから…で終わっています。
目くそ鼻くそを笑うと言いますか、猿の尻笑いと言いますか、民進党も他人のことは言えないですよね。蓮舫氏も、野党第一党の党首としてコメントを求められることが多いとは思いますが、もう少し謙虚にコメントしたほうが良いと思いました。
また、最近であれば森友問題が典型だと思いますが、世間を賑わすような話題を政治問題化するのはやめてほしいですよね。大衆に迎合して人気を得るような政治姿勢(ポピュリズムですね)は良くないと思います。
マスメディアにしてみれば、自分のところの売上に関わる話しですから、スキャンダルなどがあれば当然騒ぎ立てますが、一部とはいえ政治家が、そうしたマスメディアの論調に同調するのはどうかと思います。
国会の委員会の中で、週刊誌などのマスメディアの報道を持ち出し、国民の声が…などと言いながら、得意げに政府・与党を攻めたてる野党議員の姿を見ていると、何とも言えない気持ちになります。
そして、マスメディアはその様子を報道して、さらに騒ぎ立てるのですよね。この段階になると、世論が高まっていると錯覚する人が出てくるのだと思います。しばしば、「よくわからないが怪しからん」といった曖昧な感じの空気になりますね。
そうなると、最初にマスメディアに同調した政治家が、国民の声が日増しに高まっている…と言ってさらに騒ぎ立てるという悪循環に陥ります。今の日本に必要なのは、こうした悪循環を断ち切ることかもしれません。
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