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2017/03/13

ライト、ついてますか(問題の本質が何か探るための思考方法の話し)

日頃からお世話になっている方と食事をしてきました。この方には、いろいろなことを教えていただいたのですが、その中でも印象に残っているのが、「ライト、ついていますか」という話しです。

 

この話しは、長いトンネルを抜けてすぐのところにある観光地を訪れたお客さんが、トンネルを走行中に点灯させたヘッドライトを消し忘れたまま車を降りてしまうので、バッテリーがあがってしまう…という話しから始まります。

 

そして、この観光地のスタッフたちが解決策を話し合った結果、注意喚起の看板を立てようという話しになるのですよね。ところが今度は、その看板に何を書くか(どのような表現をするか)で悩むことになります。

 

 

あるスタッフが、「ヘッドライトを消してください」にしようと提案するのですが、それに対して別なスタッフが、「いくらトンネルを抜けてすぐのところとはいえ、夜間にヘッドライトを消してしまうような人が出たら危ない」と言い出します。

 

そして、そのスタッフは逆に、「今が昼間だったらヘッドライトを消してください」にしようと提案するのですが、また別なスタッフが、「看板に長い文章を書くと、それに気を取られてしまうから危ない」と言い出します。

 

バッテリーあがりを防止するために、ヘッドライトの消し忘れを無くすにはどうしたら良いか…という話しから始まったものの、いろいろな状況を考えて案内文を作ると、長い文章になってしまうということですね。

 

そうして出た結論が、「ライト、ついてますか」だったわけです。この問題の解決に必要なこと(この問題の本質)は、ドライバーにヘッドライトの状態を確認させるにはどうすれば良いか…だったわけです。

 

「ライト確認」の一言でも良さそうに思えますが、「ライト、ついてますか」のほうが、何のことだろうと疑問に感じる分だけヘッドライトに関心が向く…ということなのかもしれません。

 

 

さて、ふだん仕事をしている中で問題が起こると、どうしても問題そのものに関心が向きますが、実は別なところが原因だった…といったことは良くありますよね。この「ライト、ついてますか」の話しは、どうすれば本当の原因にたどり着けるか…といった思考方法の話しです。

 

この話しは、自分が20代の頃に聞いたものですが、聞いたときには、なるほどなあ…と思いましたね。また、その後の仕事にも、少なからず役立ったと思います。若い頃に聞いておけて良かったと思える話しの一つです。

 

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