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2017/01/16

モニタリング調査の結果が独り歩きする豊洲市場

先日、豊洲市場の地下水モニタリング調査で、有害物質のベンゼンが最大で環境基準の79倍も検出され、シアンやヒ素についても環境基準を超えた…という報道がありました。(いづれの調査結果も暫定値とされています)

 

前回の地下水モニタリング調査の結果と比べて数値が急上昇し、環境基準を超えた地点の数も大きく増加したため、専門家会議では、原因究明のために改めて調査を実施して、3月に結果を報告するそうです。

 

地下水モニタリング調査は全部で9回予定されていて、今回の調査が最終回でした。1回目から7回目までの調査では、環境基準を上回る有害物質は検出されておらず、8回目(前回)の調査で、201か所中の3か所で環境基準をわずかに上回る
有害物質が検出されています。

 

 

それが今回の調査では、201か所中の72か所で環境基準を上回る有害物質が検出されたわけですから驚きです。特に、最大で環境基準の79倍という数値は、にわかには信じがたいものですよね。

 

ただ、地下水で環境基準を大きく超える数値が検出されたにも関わらず、建物内などの大気中の数字はすべて正常値なのだそうです。また同様に、地下水管理システムがモニタリングしている排水の数値にも変化がないようです。

 

専門家会議でも、地下水モニタリング調査だけ極端な結果が出ていることには疑問を感じているようで、今回の結果を「暫定値」として、調査方法の検証や再検査を行うことにしたようです。

 

でも、こうした結果が出ると報道は過熱しますよね。すでにその傾向を感じます。そして移転反対派も勢いが増すでしょうし、そうなれば都知事も、夏の選挙を前にして移転するとは言い難いでしょう。

 

 

科学的な分析を優先して移転日程を決める…とは言うものの、最後は感情に流されるのではないでしょうか。移転日程に影響が出るくらいで済めば良いですが、移転できないままになってしまうかもしれません。

 

やはり多くの人が求めているのは、「食の安全」よりも「食の安心」ではないでしょうか。でも、安心というのは求めればきりがない、数字でいえば無限大のものですからね。求めれば求めるほど身動きできなくなってしまうでしょう。

 

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