« 普通に振る舞え さもなければ(この国から)出ていけ | トップページ | 拙補勤以(つとむるをもって、せつをおぎなう) »

2017/01/26

憲法が君たちを守る、君たちが憲法を守る

憲法が君たちを守る、君たちが憲法を守る…終戦から10年が経過した昭和30年(1955年)に出版された「憲法と君たち」の一節ですが、最近になってこの本の復刻版が出版されたそうです。

 

この本は、現在の日本国憲法の原理と精神を子どもたちに語りかけるように解説したもので、国民が憲法の最後の番人にならなければいけないと訴えるなど、憲法がいかに大切なものかが書かれています。護憲論と言われているものの一つですね。

 

 

ただ、実際はどうでしょう。憲法が本当に私たちを守ってくれたでしょうか。例えば、昭和27年(1952年)には、李承晩ラインによって竹島が不法占拠され、漁民約4,000人が人質になり、44人が命を落としています。

 

正当な根拠など一切なく、「この島は自分たちのものだ」と勝手に宣言して不法に実行支配し、今もなお占拠されたままの状態です。また、昭和45年(1970年)以降、多数の日本人が(驚くことに日本国内から国外に)拉致され、今なお帰国できていません。

 

平和憲法は素晴らしい。憲法9条があれば絶対に戦争は起こらない…という意見があります。確かに戦後70年以上もの間、日本は戦争のない平和な国でしたが、その一方で、憲法に守ってもらえなかった人たちがいた。そして今もいるのが事実です。

 

また最近は、領海内を我がもの顔で航行する他国の船舶や、排他的経済水域に撃ち込まれるミサイル…といった現実もあります。これもまた、日本が憲法に守ってもらえなかったという一つの事例ではないでしょうか。

 

 

憲法9条があるから戦争が起こらないわけではありません。また、軍隊があるから戦争が起こるわけでもありません。もう戦後70年ですよ。「9条守れ」と唱えていれば戦争にならないなどといった幻想は捨てるべきではないかと思いますね。

 

« 普通に振る舞え さもなければ(この国から)出ていけ | トップページ | 拙補勤以(つとむるをもって、せつをおぎなう) »

「日記」カテゴリの記事