« ずいぶんと罰当たりなことをするものだなあ | トップページ | 大声を出しただけではないのでは? »

2016/12/13

信頼を失くしたキュレーションメディア(情報まとめサイト)

ヴァイラルメディア(口コミで情報が広がるメディア)とかキュレーションメディア(多数の情報をまとたメディア) といった言葉を聞くようになってから結構経つと思いますが、いろいろと問題もあるようですね。

 

先日も、医療系の情報をまとめたサイトに掲載されていた記事に批判が集まり、サイトごと閉鎖されました。報道によれば、医療情報とは言えないような記事が多数掲載されていたそうで、それにより健康被害が出てもおかしくない状態だったそうです。

 

 

このサイトを運営していた会社が、第三者委員会を設置して調査するということでしたので、詳しいことはこれから明らかになるのだろうと思いますが、話しを聞く限りでは、かなり杜撰な運営だったようですね。

 

まず、このサイトで記事を書いていたのは社外のライターだそうで、1文字0.5円の報酬だったようです。ライターは個人事業主扱いだと思いますので、最低賃金の問題は無いのだろうと思いますが、最近の言葉で言えばブラックな仕事ですよね。

 

この単価で真面目に記事を書いていたら十分な収入は得られませんので、その結果、根拠が不明確な記事や、他のサイトの情報をコピーしたり切り貼りしたりしただけの記事が量産されていたようです。

 

一方、運営会社は何をしていたかと言うと、そのような記事を、内容をチェックすることなくサイトに掲載し、あわせて企業から集めた広告を掲載することで、億単位の広告収入を得ていたようです。

 

口コミで情報が広がるのは自然なことですし、世間に散らばった情報をわかりやすくまとめることは悪い事ではないと思います。むしろ、情報が氾濫している今の世の中には必要なことかもしれません。

 

 

ただ、そこで求められるのは正しさであって、それによって形成される信頼だと思います。日本漢字能力検定協会が発表した今年の漢字は「金」だったそうですが、お金が最優先になってはダメだですよね。

 

今回の件は、お金稼ぎを優先して信頼を失った典型的な例だと思います。利用者の期待を裏切るようなサービスを提供した企業やその経営者は、批判されて当然だと思いますね。

 

« ずいぶんと罰当たりなことをするものだなあ | トップページ | 大声を出しただけではないのでは? »

「日記」カテゴリの記事