« ゴッホとゴーギャン展 | トップページ | 進展しなかった領土問題 »

2016/12/18

沖縄のマスコミと米軍基地反対派の関係

動画サイトに、米軍基地反対派の集会(高江のヘリパッド建設に対する抗議活動)でスピーチするテレビ局の女性記者の映像があったので、その内容を文字にしました。数分間の映像でしたが、反対派の暴力が報道されない理由がよくわかる動画でした。

 

これでは、マスコミが反対派を取材して報道しているのではなく、反対派の中にいるマスコミが、自分たち反対派の主張を報道していると言われても仕方がないと思いますね。

 

 

博治さん、ありがとうございます。皆さん、大変お疲れ様です。今日ここに私の姿を見て、なんで琉球朝日放送QABの記者が、大矢英代がここに立っているのと不思議に思われる方がいらっしゃったかもしれません。今日は参加者の一人としてこの場所に来ています。

 

今年の7月に、私が所属している沖縄マスコミ労協の副議長に就任させていただきました。このマスコミ労協というのは、沖縄県内12のテレビ局や新聞、そしてラジオ局が加盟する団体でして、組合員は全員で650人あまりが加盟をしております。

 

その中で私は、5年前にQABにですね、最初契約社員として入って、会社側から3年以上働きたいと思わないで…という条件で入ったんですけれど、先輩たち、そして組合員の先輩たちのおかげでですね、正社員にしてもらって今この場に立っています。

 

もともと千葉県から来た私は、沖縄の基地問題、そして沖縄が歩んできた歴史というものをほとんど知らないままこの場所に来ました。そしてですね、この記者の生活の中でたくさんの人たちから苦しい言葉、そしてこの71年の歴史の中で歩んできた辛い思い、そして今でも癒えない心の痛みというのをたくさん耳にし、そしてそれを背負って原稿を書いて放送してきたつもりでもあります。

 

その中でまだまだ伝えきれない思いがたくさんある。そしてそれをきちんと伝えることが、この今の時代を生きる若者としての役目だと思って、それを伝え続けているつもりでやっています。

 

 

ここで皆さんに一つお約束をしたいことがあります。私たちマスコミ労協はあらゆる戦争につながる原稿を一本たりとも書かないことを約束します。そして戦争のためにカメラを回しません。戦争のためにペンを持ちません。戦争のために輪転機を回しません。

 

71年以上前に、私たちの先輩の記者たちがしてしまった過ちを、もう二度と繰り返さない。その思いで私たちマスコミ労協、そして沖縄の記者たちは日々現場に立ち続けています。

 

そしてそれを支えるのは県民の皆さんです。沖縄のマスコミは、皆さん県民のものです。民(たみ)のものです。私たちには武器もありませんし、こういう警備もできるような権力もありませんし、警察官のような逮捕もできません。

 

でも、伝え続けることはできます。抗い続けることはできます。その一歩一歩が、沖縄の歴史、そして本当の意味で、この国の、この日本の民主主義を勝ち得る手段だと信じて、これからも一所懸命伝え続けていこうというふうに思っております。

 

これからも報道人として、会社員である前に一人の人間として、報道人としてジャーナリストとして頑張っていきたいと思っておりますので、マスコミ労協も皆さんと力を合わせて頑張ります。

 

ありがとうございました。頑張りましょう!

 

 

スピーチの後、この記者は沖縄平和運動センター(反基地などを目標に掲げる社会運動団体)の山城博治議長(博治さん)と抱き合っていました。ちなみに山城議長は、2016年10月に器物損壊で現行犯逮捕され、それ以降、公務執行妨害と傷害の容疑で再逮捕され、さらに威力業務妨害の容疑で再々逮捕されています。

 

また、これに関連して沖縄平和運動センターも家宅捜索を受けています。日頃から平和を主張している人たちほど暴力的だ…と言う人もいますが、こうしたことを見聞きすると、そう感じてしまいますよね。

 

« ゴッホとゴーギャン展 | トップページ | 進展しなかった領土問題 »

「日記」カテゴリの記事