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2016/12/16

平成の3億円事件?福岡博多6億円金塊事件

先日、福岡市のJR博多駅付近の路上で金塊持ち去り事件があったというニュースがありましたが、これは最近起こった事件ではなく、今年の夏ごろに起こった事件なのだそうですね。

 

6億円相当の金塊を何人かの男性で運搬していたところに、警察官の制服を着た複数の男が職務質問を装って声をかけ、男性らの隙をみて金塊を車に積み込んで持ち去ったそうです。

 

警察官を装って金品を持ち去った事件ということでは、昭和43年(1968年)12月10日に東京の府中市で起こった「3億円事件」と同じですね。この事件では、銀行の現金輸送車に白バイ警官を装って近づき、現金を輸送車ごと持ち去っています。

 

結構な規模の捜査を行ったようですが、結局のところ犯人は捕まらず、昭和50年(1975年)に時効が成立しています。なお、当時の3億円は、今の貨幣価値で約10億6,000万円相当だそうです。

 

 

また、金塊を持ち去った事件ということでは、平成19年(2007年)3月18日に岐阜県高山市の観光施設で起こった2億5,000万円金塊強奪事件と同じですね。この事件では、約100キログラムの金塊が男3人に奪われています。

 

この事件は、犯人が逮捕されていて金塊も見つかっていますが、金塊が見つかったときには、大きさが3分の2になっていました。奪われたときの金塊の価値からすると、8,000万円くらいは使われてしまったということですね。

 

そして、被害額が6億円の事件ということでは、平成23年(2011年)5月12日に東京の立川市で起こった立川6億円事件と同じです。これは、立川市の警備会社の金庫に保管されていた6億円の現金が、押し入った男2人に奪われた事件です。

 

この事件では翌月に実行犯の男2人が捕まっていますが、捜査の結果、その背後に犯行グループがあったことがわかり、最終的には関係者23人が捕まっています。

 

 

また、これ以外で被害額が大きかった事件というと、昭和61年(1986年)の有楽町3億円事件(三菱銀行[当時]の現金輸送車が強盗に襲われて現金が奪われた事件)や、平成6年(1994年)の神戸5億円事件(福徳銀行の現金輸送車が襲われて現金が奪われた事件)があります。

 

有楽町3億円事件は、外国人のグループによる犯行で、実行犯は海外で捕まっていますが、神戸5億円事件は、犯人が捕まらないまま平成14年(2002年)に時効が成立しています。

 

さて、話しは戻りますが、今回の事件は金塊が運ばれるという事情を知っていた人間の犯行でしょうね。すでに事件で使われた警察官の制服が山口県内で見つかっているとのことなので、犯人逮捕も近いような気がします。

 

被害にあった男性らは、貴金属などの転売で利益を得ていたそうで、奪われた金塊も事件の前日に買い取ったものだそうです。そして、それを売るために持ち運んでいたところで被害にあったようです。

 

 

でもまあ、警察官の制服を着ていたら信用してしまいますよね。職務質問も、金の密輸事件を調べているといった内容だったそうで、このあたりを見ても、事情を知っている人間が関わっているのは明らかでしょう。

 

ちなみに、最近の金の価格は1グラムで約4,300円だそうです。6億円相当の金塊ということは、約140キログラムになりますね。大きさはどのくらいなのでしょうか。一度見てみたいものです。

 

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