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2016/11/17

いじめの原因を作る大人、いじめと犯罪を区別しない大人

ネット上に、原発事故のあとに福島県から神奈川県に自主避難していた小学生(当時)が、転校先の小学校で同級生からいじめを受けていたという記事がありました。名前のあとにに「菌」をつけて呼ばれたり、金銭を巻き上げられたりしていたそうです。

 

「菌」については、いわゆる「放射能」の話しがきっかけでしょう。当時は、福島を走行した車両のタイヤやエアフィルターから高い放射線量が検出された…などといった報道があり、そうした車両を走らせるな…といった反対運動もありましたからね。彼も同様の扱いをされたのかな…と思います。

 

また、金銭については、「賠償金をもらっただろ」と因縁をつけられて巻き上げられていたそうで、いじめを受けた小学生は、1回あたり5~10万円を複数回にわたって支払ったと説明しているそうです。とても小学生とは思えない話しですので、近くにいた大人が入れ知恵したのかもしれません。

 

 

いづれにしても、このいじめの原因は、不安を煽るようなことばかりを流していたメディアや、それに過敏に反応して極端な反対運動をしてきた大人たちにあるのではないかと思います。子どもって、大人たちの真似をしますからね。

 

実際、当時の報道や反対運動は本当にひどかったと思います。表紙に「放射能がくる」と書いた雑誌が問題になりましたよね。それ以外にも「数年のうちに多くの人が亡くなる」などといった記事がありました。

 

関西のほうだったと思いますが、子どもの葬儀を模した反原発デモが行われたこともありましたね。反対するのは自由ですし表現の自由もありますが、正直なところ、さすがにこれはやり過ぎだろうと思いました。

 

それともう一つ。いくら子どものしたこととはいえ、いじめによってPTSDになれば傷害事件ですし、現金を脅し取れば恐喝事件です。このあたりは、大人の側がしっかり区別しないといけないのではないでしょうか。何でも「いじめ」と一括りにしてしまうのは良くないと思います。

 

 

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