« ひろと に あおい | トップページ | 平日の日中に東京駅前でデモ »

2016/11/30

社会の公器を名乗るメディアの品格

過去に覚せい剤取締法違反容疑で逮捕されて執行猶予中だった男性歌手が、同じ容疑で再逮捕されたそうですね。まだ容疑者の状態だと思いますので、断定的な表現はできませんが、誘惑に負けてしまったのかもしれません。

 

いわゆる薬物事犯の約80パーセントが今回のような覚せい剤事犯だそうで、再犯率も高いそうですからね。薬物依存症を治療する専門の病院もあるそうですが、回復するには相当の時間と労力が必要のようで、それが再犯率の高さにつながっているのかな…と思いました。

 

 

■覚せい剤事犯の検挙件数と検挙人数

平成23年(2011年) 16,800件 11,852人

  24 (2012 ) 16,362  11,577

  25 (2013 ) 15,232  10,909

  26 (2014 ) 15,355  10,958

  27 (2015 ) 15,980  11,022

 

■覚せい剤事犯の再犯率

平成23年(2011年) 59.4%

  24 (2012 ) 61.5

  25 (2013 ) 63.2

  26 (2014 ) 64.5

  27 (2015 ) 64.8

 

■覚せい剤事犯の再犯率(平成27年/年齢別)

50歳以上 83.1%

40~49歳 72.2

30~39  57.9

20~29  36.0

20歳未満 16.0

 

さて、今回のこの事件ですが、芸能人の逮捕ということでメディアでも大きく取り上げられているようですね。テレビの報道番組でも相当の時間を割いて伝えているようです。

 

 

ただ、報道姿勢については相変わらずのようですね。同僚の話しでは、容疑者が逮捕直前に利用したタクシーの車載カメラの映像を放映したテレビ局があったそうで、プライバシーの観点でどうなのかな…と言っていました。

 

確かにその通りですね。タクシーの車載カメラは、事故対応や防犯目的のものだと思いますので、少なくとも今回の件でその映像を使うことには違和感を感じます。映像を提供したタクシー会社もどうかと思いますが、それを放映したテレビ局の品格も疑いたくなりますね。

 

福知山線事故や福島第一原発事故などの大きな事故があった際にも、記者会見での記者の罵声や暴言が問題視されたことがありましたが、メディアには、自分たちは何をしても構わないといった感覚でもあるのでしょうか。見ていて見苦しいだけの報道は、信用を失う原因になると思いますけどね。

 

※ 数値は警察庁「平成27年における薬物・銃器情勢」から

 

« ひろと に あおい | トップページ | 平日の日中に東京駅前でデモ »

「日記」カテゴリの記事