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2016/11/08

3回目の陥没事故?

博多駅前の道路の陥没事故ですが、結構な規模の陥没だったようですね。昼過ぎのニュースでは、幅27メートル、長さ30メートル、最も深いところで深さ15メートルほどの穴があいていると報道されていました。

 

現在、道路は通行止めになっているようですが、これだけの穴を埋め戻して元通りに復旧するには相当の時間がかかるのではないでしょうか。それまでの間は、路線バスなどの交通にも大きな影響が出てしまいそうですね。

 

また、地下に埋設されている通信ケーブルにも影響があったのでしょう。付近の銀行のオンラインシステムにも障害が発生しているそうで、入出金や振り込みができない状態だそうです。こちらも復旧するまでは大変そうですね。

 

現場では市営地下鉄の延伸工事を行っているそうで、事故当時は、地下25メートル付近で岩盤の掘削作業中だったそうです。延伸工事では、平成12年(2000年)6月と26年(2014年)10月にも道路の陥没事故があったそうですので、工事自体に問題があるのかもしれません。

 

 

ところで、もう随分前になりますが、東京でも鉄道工事絡みで道路の陥没事故がありましたよね。いつ頃だったかなあ…と思って調べてみたところ、平成2年(1990年)の1月22日でした。

 

事故現場はJR御徒町駅付近の道路で、ちょうどJRの線路の高架下だったので、そこを走る路線が運転見合わせになってしまいました。たまたま仕事の関係でその路線に乗車中だったので、運転再開まで結構な時間待たされました。

 

運転再開になってからも、事故現場付近では最徐行運転をするということで、歩いたほうが早いくらいの速度で運転していました。車内も混雑しているし、待ち合わせには間に合わないしで最悪でしたね。携帯電話も無かった時代でしたから、連絡するにも一苦労でしたし…。

 

この事故の原因は、地下のトンネル工事の際に行った薬液注入の不正でした。トンネルを掘る際は、地盤の強化や止水の目的で薬液を注入するのだそうですが、現場付近では設計量の半分程度しか注入していなかったようです。

 

もともと、元請から下請への発注額に無理があり、採算を合わせるために組織的な不正を行っていたという話しでした。発注元への報告書類も偽装され、薬液の納入業者も伝票の偽造に協力していたという状態だったそうです。

 

博多の陥没事故の原因はまだ分かりませんが、多くの人が「安全性についてはしっかり考えられているのだろう」と思っている裏で、その信頼を裏切るようなことが行われていたとしたら怖いですよね。

 

 

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