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2016/10/08

「うなぎ少女」は女性差別?

うなぎの養殖で知られる鹿児島県志布志(しぶし)市が、ふるさと納税の宣伝用動画を制作して公開したところ、内容について批判があったとのことで、わずか5日で公開中止になったそうです。

 

 

話題になったときにはすでに公開中止になっていたため、多くの人が動画の内容を知ることすらできなかったのではないかと思いますが、自分は動画サイトにアップロードされていたものを見ることができました。

 

制作者が公開を中止した動画をネット上にアップロードすること自体、著作権法上の問題があるかもしれませんが、それについての是非は別として、動画の内容自体に問題があるとは思えない…というのが、動画を見ての率直な感想でした。

 

動画は、若い女性(高校生くらい?)が水着姿でプールに浮かんでいるシーンから始まり、「彼女と出会ったのは一年前の夏だった」という男性のナレーション(男性は声のみ)が続きます。

 

そして、ナレーションのあとに女性の表情がアップになり、画面に向かって(ナレーションの男性に向かって)「養って」と話しかけてきます。動画を引用できるのが一番ですが、以下、言葉のやり取りを引用します。

 

男「彼女と出会ったのは一年前の夏だった」

女「養って」(女性が画面に向かって語りかける)

男「その日から彼女と不思議な暮らしが始まった」

男「僕は決めた。彼女のためにできる限りのことをしてやると」

女「私の部屋」(自分の部屋ができて満面の笑みで喜んでいる)

男 彼女が触れる水は、天然の地下水だけにした」

男「いつもノビノビと過ごせるようにし、美味しいものをお腹いっぱい食べさせ、ぐっすりと眠れるようにした」

男「また次の夏がきた」

女「さよなら」(笑顔だが寂しそうでもあるような表情)

男「そして彼女は去って行った」(女性がプールに飛び込むシーン)

男「その美しい人の名は、うな子」(うなぎが宙を舞うシーン)

男「志布志の豊かな自然で育ちました」(うなぎが泳いでいるシーン。画面の片隅に「大切に養っています」の文字)

 

その後、美味しそうな蒲焼と「うなぎ養殖日本一の鹿児島でナンバーワン!」の文字が表示され、それが志布志の風景と「志布志のうなぎをふるさと納税で」の文字に変わり、最後に、最初とは違う女性が「養って」と語りかけてきて2分間の動画が終わります。

 

と、こんな感じの映像でした。印象に残る映像で意図も分かりましたし、問題視するようなものではないと思いましたが、女性差別ではないか、監禁事件を思わせるといった批判もあったようで、志布志市は動画の公開を中止して謝罪文を公表しました。

 

いろいろな感想があるのは事実だと思いますし、中にはそうした感想もあったのでしょう。ひょっとしたら、うなぎを水着姿の若い女性で表現することの必然性はあるのか…といった話しが根底にあるのかもしれません。

 

 

でも、この映像が差別であるというのは理解できないですね。差別は良くないことですが、何でもかんでも差別にしてしまうのもどうかと思います。また、そういった意見が出ると、すぐに謝罪して止めてしまうのもどうかと思います。

 

面倒な話しにならないうちに無難に終わらせたいという気持ちは分かりますが、(意図的かどうかは別にしても)少数の人間でも差別を口にしたら物事が動かせるとなったら、それはそれで問題ではないでしょうか。

 

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