« 10月後半なのに夏日かあ | トップページ | ぎょう虫検査と座高測定が廃止 »

2016/10/22

保育園は迷惑施設?

保育園落ちた日本死ね…でしたか、今年の初め頃に大きな話題になった待機児童問題ですが、それを解消しようと保育所を作ろうとしても、地元の住民が反対して開園できない事例があるようですね。

 

 

もともと、保育所を作るには3つの障壁があると言われていました。1つ目が「予算」ですね。保育士が不足している原因と言われている待遇の悪さを解消するための予算です。

 

保育士の給与の平均値は、全産業の平均値から10万円/月ほど低いそうで、待遇改善の予算を計上して、その差額を埋めてあげれば良いのではないかと言われています。

 

2つ目は「自治体」ですね。保育所は認可制で自治体が計画を立てているため、自治体が決めた設置場所や勤務する職員の条件などをクリアしないと、作りたくても作れないようです。

 

そして3つ目は「物件」ですね。耐震基準などの安全面をクリアしていることはもちろんですが、地元住民からの反対が無いことや、経営が成り立つ坪単価の場所でないと保育所は作れません。

 

これらのうち、最近よく言われているのが地元住民からの反対についてです。地元住民というよりは、保育所が作られようとしている場所の近隣住民といったほうが正確かもしれません。

 

苦情の多くは、保育所が近くにできると「子供の声がうるさい」とか、「送迎用の自動車が増えて危ない」とか、それによって「地価が下がったらどうするのか」といったものだそうです。

 

まあ、気持ちは分かりますよね。子育て支援が必要とか、保育所をもっと作れば良いとは言っても、自分の家の近所には作らないで欲しいということでしょう。その意味で、保育所は迷惑施設なのですよね。

 

 

保育所を作る側が、騒音対策として窓を二重にするとか、自動車での送迎を禁止するなどの条件を提示しても、必ずしも住民側の理解が得られるとは限らないようで、開園を断念してしまうようです。

 

理解が得られない理由として、「地域社会の交流の希薄さ」や「自治体の積極的な介入の無さ」が挙げられていますが、根本的な解決策は無さそうですね。

 

« 10月後半なのに夏日かあ | トップページ | ぎょう虫検査と座高測定が廃止 »

「日記」カテゴリの記事