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2016/08/25

復刻!汽車土瓶

滋賀県にある福祉法人で、汽車土瓶(きしゃどびん)を作っているという話しを聞きました。今の時代、汽車土瓶がどのようなものかを知っている人は少ないでしょうね。汽車は死語と言って良いでしょうし、土瓶もあまり使わない言葉ですからね。

 

 

汽車土瓶(あるいは汽車茶瓶)は、明治20年代から昭和30年代にかけて、駅内で駅弁といっしょに売られていた商品で、急須や水筒のような形状をした素焼きの容器入りのお茶のことです。土瓶茶と呼ばれることもあったようです。

 

今であれば、ペットボトル入りのお茶ですね。ペットボトルや缶が無かった時代に、素焼きの容器を使っていたというわけです。素焼きですので、ペットボトルに比べれば重いですし、お茶を密閉することもできないので、使い勝手は悪かったと思います。

 

そのためか、昭和40年代以降は、素焼きの容器の代わりにプラスチック製の容器が使われるようになりました。このお茶は自分も飲んだことがありますが、材質の問題でしょう。お茶の熱で容器が柔らかくなって、独特の臭いがしていました。美味しいという印象は無かったですね。

 

汽車土瓶を買って飲んだことのある祖父母は、「昔の入れ物のほうが、お茶が美味しかったな」と言っていました。そんなプラスチックの容器も、缶入りのお茶の販売とともに無くなり、そして今はペットボトル入りのお茶が主流になりました。

 

 

今のペットボトルは、熱いお茶が入っていても容器が柔らかくなることはありませんし、変な臭いがすることもなくて良いですよね。でも、汽車土瓶は汽車土瓶で、風情が感じられて良いと思います。

 

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