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2016/08/09

領有権主張の次は実効支配の既成事実化?

リオ五輪で体操男子団体が金メダルを獲得し、イチロー選手が3,000本安打を達成するなど、うれしいニュースが続く中、尖閣諸島沖では、中国の公船や漁船による挑発行為が続いているようですね。

 

 

公船は十数隻、漁船は数百隻が接続水域で活動しているらしく、断続的に領海侵犯をしているそうです。日本政府も、最初は事務レベルで抗議をしていましたが、効果がなかったため、外務大臣による抗議に切り替えました。

 

また、海上保安庁も体制を増強して対応しているそうですが、一部の報道では、大量の漁船に、軍事訓練を受けた漁民(民兵ですね)が乗船しているといった話しもあり、不測の事態が懸念されています。

 

2014年に行われた安倍首相と習主席との初会談の際、「対話と協議を通じ、情勢の悪化を防ぎ、不測の事態を回避する」などの4項目の合意文書を交わしたはずですが、すでに無かったことになっているようです。

 

このあたりは韓国も同じですが、約束事すら守れない国と話し合いをしても解決のしようがないですよね。現に、事務レベルで抗議を繰り返しても、事態はエスカレートするばかりでした。本当に厄介な隣国です。

 

相手は、かねてから尖閣諸島の領有権を主張していますが、今回のような行動を反復継続することで、実効支配も既成事実化するつもりなのでしょう。それに対して、おそらくは遺憾の意を表明するだけで終わる日本…。

 

状況的には、自衛隊に対して「海上警備行動」の発令も可能という話しですが、それに対して相手方が軍を出動させた場合、後戻りできなくなる可能性があるということから発令できないでいるようです。

 

そうした中、今日の午前中には沖縄担当大臣と沖縄県知事とが会談し、知事は大臣に対して、沖縄振興予算の満額確保や税制改正要望の実現を要請しつつ、県民の希望する基地負担軽減にも取り組んでほしいと注文したそうです。

 

 

当事者の方には本当に申し訳ないのですが、この状況でそれはちょっと…という気がしました。今の日本について「平和ボケ」などと言う方もいらっしゃいますが、この話しを聞いて、確かにそうだな…と思いました。

 

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