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2016/08/16

定時退社で評価が下がる?

よくある話題と言ってしまえばそれまでですが、新入社員の頃に上司からサービス残業を求められたことがある…という体験談がネット上で話題になっていました。定時退社をしていたところ、周囲の評価が悪いからサービス残業して頑張っているところを見せるように上司から言われた…といった話しです。

 

 

「サービス残業」という言葉に注目が集まるような記事でしたので、実際にどういった状況だったのかまでは分かりません。ひょっとしたら、自分の仕事が定時に終わったとしても、周囲の人の仕事が終わっていなかったのなら手伝ってあげるのもチームプレイだ…といった話しだったのかもしれませんね。ただ、そうであったとしても、上司がサービス残業を求めていたのなら行き過ぎです。

 

また、記事の内容からすると、この人には定時までに自分の仕事を終えるだけの能力があったように思えますが、仮にその通りであったなら、それで評価が低いというのもおかしいですね。時間内に仕事を終わらせるのは、基本中の基本ですから。上司であれば、その点はむしろ評価してあげるべきところだと思いますけど…。

 

この記事を読んで、自分が新入社員だった頃のことを思い出しました。もう30年近く前の話しですけど、当時の上司が、「滅私奉公」(私利私欲を捨てて主人のために忠誠を尽くす)などといった言葉を使う人だったのですよね。上司の気持ちも分からなくはなかったですが、滅私奉公なんていつの時代の話しだよ…と思っていました。

 

その当時と今を比較すれば、労働関係の法律も変わっていますし、働く人の意識も変わってきていると思いますが、一歩会社の中に入ってしまうと相変わらずの状況なんだな…と思います。まあ、会社としては安く働いてもらってほうが都合が良いわけで、その究極がサービス残業ですからね。変わらなくて当然なのかもしれませんけど。

 

そして、そういった会社の要求に対して反抗的な態度をとると、嫌がらせをされたり、いじめられたりして退職に追い込まれたりするのも会社です。よく、昨今の子どものいじめは陰湿だなどと言われますが、大人の世界はそれ以上に陰湿です。年齢に関係なく、異質なものを排除するのが人間の本性なのかもしれませんね。

 

 

労働者の3人に1人くらいはサービス残業をしているだろう…といった意見もありますが、多くの職場でこういった問題はあるのだろうと思います。理想は、会社もハッピー、従業員もハッピーなのでしょうけど、実際は、従業員のアンハッピーによって会社がハッピーになっているところも多いのでしょうね。

 

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