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2016/08/27

ワンセグ付き携帯電話の受信契約は不要?

ワンセグ機能が付いた携帯電話を所持することで、日本放送協会(NHK)と放送受信契約を結ぶ義務があるのかが争われた裁判で、さいたま地方裁判所は、受信契約の義務はないとの判決を言い渡しましたね。

 

 

NHKは、テレビを所有せず、ワンセグ機能付き携帯電話のみを所持している人に対しても、受信契約の締結と放送受信料の支払いを求めてきましたが、今回の判決が確定すれば、今後そうしたことができなくなります。

 

この訴訟は、先日行われた東京都知事選挙にも立候補者を出した「NHKから国民を守る党」に所属する埼玉県朝霞市の市議会議員の男性が起こしたものです。男性は、「携帯電話は(設置するものではなく)持ち歩くもので契約の対象にならない」と主張してNHKを訴えていました。

 

その訴えに対してさいたま地裁は、契約義務を定めた放送法64条にある「設置」という言葉は、一定の場所に据えるという意味で使われてきたと解釈するべきで、携帯電話の所持は受信設備の設置にはあたらない」とし、契約義務はないとしました。

 

まあ、日本語では「設置=据え置き」ですからね。この点を争ったということなら、当然の判決だと思います。携帯電話と言うくらいですから、設置ではなく携帯ですよ。NHKの主張としては、「所持は設置に類する」ということなのかもしれませんけどね。

 

一方、相手方のNHKは…というと、「判決は放送法64条の受信設備の設置についての解釈を誤ったもの」として控訴するそうです。NHKにとって受信料収入は死活問題ですからね。恐らく、二審の高裁で同様の判決になった場合は、最高裁まで争うと思います。

 

 

それに、この判決が確定してしまうと、今までワンセグ機能付き携帯電話を持っていることで受信料を支払ってきた人たちから、間違った解釈で契約させられたのだから契約自体が無効…などと主張されて、返還要求が起こるかもしれませんし…。

 

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