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2016/08/10

50代は「ゆでガエル」世代?

ある雑誌の中に、『どうした50代!君たちは「ゆでガエル」だ』 という記事が掲載されていました。「50オトコは劣化した」など、結構な言われようです。何でも、リーダーシップをとるような人が少なく、目立たない、存在感がないというのが今の50代なのだとか…。

 

 

そうした50代は、「ゆでガエル」と同じように、環境が変化しているのに(周囲の水温の上昇とともに体温が上がっているのに)、危機意識が薄く(その変化に気づかず)、最後は熱湯のなかでゆであがって死んでしまうというわけです。

 

まあ、確かに50代で名前の通っている人…というと、あまり思い当たる人はいませんが、今の50代って、それまでの50代と比較して能力的な問題があるのでしょうか…。自分の印象では、少し上の団塊の世代が元気だったり景気に影響されたりして、能力云々というよりは活躍する場が限られた人たち…なのですけどね。

 

例えば、大きな企業であれば役職ポストみたいな話しがあると思いますが、今の50代はポスト不足で役職に恵まれず、無役のまま役職定年の年齢になってしまった人も多いと思います。それと同時に、景気の悪化でリストラのターゲットにされてしまった人もいますよね。

 

どんなに優秀な人であっても、それなりの立場にならなければ実力を発揮できない場合もありますし、立場がその人を育てるということもありますからね。そういう点では、就職氷河期に当たってしまった学生と同じで、めぐり合わせが悪かったという面もあるのではないでしょうか。

 

また、この記事に限らずですが、特定の世代を一括りにして批判するような話しは、どうも好きになれませんね。批判してはいけないということではなくて、こうした批判もある中で、こんな人もいる…といった話しのほうが、聞いていて勉強になります。

 

 

それと、「ゆでガエル」は、緩やかな変化に対してはすぐに反応できず、気がついた時には「時すでに遅し」で助からない…といった意味でよく使われる言葉ですが、いくら変温動物のカエルといっても、生命の危険があるような高温に反応できないほど間抜けではないと思いますけどね。

 

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