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2016/07/12

男は度胸、女は愛嬌

参議院議員選挙も終わり、次の話題は東京都知事選挙ですね。分裂選挙などと騒がれていますが、どうなることやら…。2人続けてお金の問題で辞任していますので、次はそういう問題のない方になって欲しいですが…。

 

 

さて、そんな都知事選挙ですが、いち早く立候補を表明した小池さんに対して、元首相の小泉さんが「前は男は度胸、女は愛嬌といったが、最近は女も度胸がある」と発言して、その強気の姿勢をたたえていましたね。

 

確かにその通りだな…と思いつつ、使う言葉によって世代が分かるよなあ…と思いました。小泉さんも「前は」と断りを入れていますが、今は「男は度胸、女は愛嬌」なんて言わないですよね…。

 

この言葉は、男性ならそうあるべき…とか、女性はそうあってほしい…といった、ある種の理想像を表す言葉だと思います。男性だから度胸があるとか、女性だから愛嬌があるということではありませんからね。

 

そして、実際にそのようにすれば幸せになれた時代の言葉という気がします。例えば、男は度胸ということで挑戦し続けたら、それなりに成功して良い暮らしができたとか、女は愛嬌ということで良縁に恵まれたら、それなりに幸せに暮らせたとか…。

 

今は、そんな言い方をしたら女性に対して失礼だと言われますが、以前は玉の輿などという言葉がありましたからね。そうした相手と結ばれることも良縁と、肯定的に考える人もいたのだろうと思います。

 

また、同様に、結婚と同時に仕事を辞めて家庭に入ることを、寿退社などと言っていましたよね。そういう選択をすること自体が、祝福の対象になっていたように感じています。

 

これが最近になって、男女平等が当たり前になり、自己責任ということが強く言われるようになったことで状況が変わり、「男は度胸、女は愛嬌 」といった言葉が使われなくなったような気がするのですよね。

 

男は度胸といっても、何が起ころうが自己責任です…となったら、なかなか挑戦しようという気持ちにはならないでしょうし、女は愛嬌なんて、そもそも女性に対して、そういったことを言って良いのか…という話しになっていますから…。

 

 

時間とともに考え方が変わり、それによって言葉も変わっていくのは自然なことだとは思いますが、何事にも良い面と悪い面はありますからね。昔に比べて、今はちょっと窮屈になったかな…という気がします。

 

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