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2016/07/17

混迷するヨーロッパ情勢

以前から「ヨーロッパを見習うべき」といった意見がありましたが、ギリシャ危機のあたりから、少しずつ様子が変わりましたね。EU加盟国間での経済格差の問題。移民問題やイギリスのEU離脱問題と、様々な問題が報道されるようになりました。そして、先日のフランスでのテロ事件に続き、今度はトルコでクーデターです。

 

 

「まるでメッキが剥がれたようだ」といった言葉がありますが、今のヨーロッパは、まさにこのような状況ではないかと思います。ヨーロッパを見習うよりも、むしろ反面教師として見たほうが良いのではないでしょうか。やはり、経済力が違う国が集まって一つの市場を作ったり、宗教や文化の違う人が同じ場所で暮らすのは無理があるのだろうと思います。

 

日本でも移民政策を…といった話しがありますが、もう少し慎重に考えたほうが良いですね。確かに、移民を受け入れて安い賃金で働いてもらえれば、経済の下支えになってもらえると思いますし、働ける若い世代を受け入れるわけですから、少子化対策にもなるかもしれません。

 

でも、その一方で、「移民によって雇用が奪われた」という人は必ず出てきますし、宗教的あるいは文化的な違いからの軋轢や混乱も間違いなく起こると思います。これらを考えると、経済的なメリットよりも、それ以外のデメリットのほうが大きいように感じますね。ここ最近のヨーロッパの混乱も、こうしたことが根底にあるような気がします。

 

そして今、ヨーロッパでは極右勢力が台頭してきていると言われていますが、これは振り子でいう揺り戻しではないないでしょうか。振り子は、大きく振れれば振れるほど、その揺り戻しも大きくなりますからね。今まで行ってきた積極的な(行き過ぎた?)移民政策が、そういった状況を生んでいるように感じます。

 

 

また、日本でも一時期、「右傾化」などといった言葉が使われていましたが、これも同じようなことだろうと思います。中心から右に寄ったのではなくて、左に寄りすぎていた振り子の揺り戻しで、勢いよく中心に向かおうとしているだけではないでしょうか。どんなことでも、行き過ぎれば修正されるのが世の常ですからね。

 

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