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2016/06/27

あなたは祖国を知っていますか?

数年前になりますが、独立総合研究所の青山繁晴さんが書かれた「ぼくらの祖国」という本を読んだことがあります。書店めぐりをしているときに偶然手にした本ですが、今でも印象に残っている一冊です。

 

 

先ほどまで、今回の参議院選挙の候補者一覧を見ていたのですが、その中に青山さんの名前を見つけて、この本のことを思い出しました。個人的には、青山さんは選挙に出るようなタイプではないと思っていたのですけどね…。

 

せっかくですので、本の内容を少しだけ紹介したいと思います。

 

     *

きみは祖国を知っているか。

あなたは祖国を知っていますか。

ぼくは知らなかった。

     *

 

「ぼくらの祖国」は、こんな書き出しで始まります。

 

自分も祖国を知りませんでした。というより、この本を読むまで真剣に考えたことも無かったですね。

 

国際競技に日本人が参加すれば応援しますし、外国で日本人が事故にあえば心配します。ふだんから、ごく自然にそういうことをしていましたが、それは自分が日本という国家の一員で、日本が好きだからだと思います。

 

ところが、こと祖国という話しになると違ったものになってしまうのですよね。この本では、こうした不思議な状況について次のような説明がされています。

 

     *

日本では、祖国について学校で教えない。大人たちも語らない。日本人はその理由を、日本が戦争に負けたからだと思い込んでいる。戦争に負けたら、すべて戦勝国のなさることを受け容れなければならないと思い込んできた。

世界の主要国はすべて戦争に負けている。世界中の国が戦争に負けている。それでも祖国とは何かを教えている。日本がたった一度、戦争に負けたことは、祖国を喪う理由にならない。

戦争の、言いようのないほどの悲惨さを知り、平和を大切にすることと、祖国を語らない、教えないことは同じではない。

     *

 

確かにその通りだと思います。残念ながら、今の日本でこういった話しをすると、そんなことを言うのは右翼だ…などとレッテル貼りをされることもありますが、日本も他国と同様、ふつうに祖国を語れる国になったほうが良いと思います。

 

 

多くの教員が国旗や国歌に対して斜に構えている国。愛国心と聞くと軍国主義と言い換えるメディアが多く存在している国では難しいかもしれませんが、そうなってほしいと思います。

 

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