« 政治的公平性を求めないという選択もあり? | トップページ | 2件の少年事件に関する報道 »

2016/02/10

はねても、とめても正解で良い?

いろいろな審議会や委員会があるものですね。文化庁の文化審議会の漢字小委員会が、手書きの漢字について、「はね」「とめ」など細かい違いで正誤はなく、多様な漢字の形が認められていることを説明する指針案をまとめたそうです。

 

現在の常用漢字表でも、漢字には様々な書き方があること。細かい違いは許容されることになっているそうですが、国語に関する世論調査を実施すると、「はね」「とめ」や「点の向き」などの違いで、人によって正しいと考える字形が違うことがわかったそうです。

 

そうなったのは、おそらく学校での漢字教育が原因でしょうね。自分が小学生のときの漢字テストでは、「とめ」ていないとか、「はね」ていないとかで、△になったり×になったりしましたからね。これですと、とめるべきものは「とめ」。はねるべきものは「はね」。となっている漢字が正解だと思いますよね。

 

今回の指針案では、「とめ」「はね」の違い以外にも、点や線の「長短」「方向」などに違いがあっても、同じ漢字として認められる事例を示したそうです。また、学校のテストでも、柔軟に評価するよう求めているとのことです。

 

ただ、最近はパソコンや携帯電話が普及していますので、漢字を手書きする機会も少ないですよね。若い人は、LINEのスタンプのように、漢字すら使わずにイラストでコミュニケーションをとったりするそうです。

 

漢字を手書きする機会が多いのであれば、そこに多様性があっても良いと思うのですが、そうでないなら、逆に多様性を排除してしまい、細かい違いを無くした統一した字形の漢字を正解にしてしまうほうが良いかもしれません。

 

そのほうが、教えるほうも楽ですし、教わるほうも覚えやすいと思います。多様性がいけないわけではありませんが、どのようなものでも、覚えてもらえなければ使われなくなってしまいますからね。将来に漢字を伝えていくのなら、あまり多様性を追求しないほうが良いかもしれません。

 

 

« 政治的公平性を求めないという選択もあり? | トップページ | 2件の少年事件に関する報道 »

「日記」カテゴリの記事