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2016/02/24

プライバシーはどこまで守られるべき?

昨年末にアメリカで起きた銃乱射テロ事件に関連した話しです。iPhoneを販売しているApple社は、この事件の容疑者が使用していたiPhoneのロック機能解除について、FBI(連邦捜査局)に技術協力するように求めた連邦地裁の命令を拒否したそうですね。

 

テロ事件は、国の安全保障に関わる重大な危機だと思いますが、Apple社は、そうした問題の解決よりも、個人のプライバシーの保護を優先することにしたのでしょう。これが日本の企業だったら、素直に裁判所の命令に従ったかもしれません。

 

Apple社は、FBIがiPhoneのセキュリティー機能を回避できる新しい基本ソフトの作成と提供を求めているとして、そのような要求をのめば、ロック機能自体が外部からの攻撃を受けることになり、ハッキングに対する安全性が損なわれてしまうとの懸念を持ったようです。

 

このような、たとえ政府の要請であったとしても全面的には屈しないといった姿勢は、iPhoneのセキュリティの強さに対する信頼につながるのかもしれません。逆に、ここで譲って万が一にもその信頼が崩れるようなことになれば、Apple社の存続に影響してしまうかもしれません。

 

Apple社としては難しい決断だったと思いますし、その決断に一定の評価もあるようですが、これによってテロ事件の捜査が進まなくなるとしたら、それはそれで問題ですよね。プライバシーの保護は大切なことですが、保護されすぎるのは良くないようにも感じます。

 

安全な社会を維持していくためには…といった観点で、落としどころを決めるほうが良かったかもしれませんね。それに、Apple社はApple社で、膨大な数のiPhone利用者のプライバシーに触れられる立場にいるわけで、それはそれで問題があると思うのですけどね…。

 

自分は、プライバシーと聞くと、最初に防犯カメラが頭に浮かぶのですが、犯罪の防止といった点で、安全な社会を維持するためには必要なものだと思っています。プライバシー保護を理由に反対する人もいますけどね。

 

確かに、防犯カメラの前では、プライバシーの一部(個人の行動)がオープンになりますが、それが安全な社会につながっているとすれば、一定の条件の下では、プライバシーは保護されない…としておいたほうが良いのかなと感じました。

 

 

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