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2016/02/15

部活で休めない先生たち(ブラックな部活)

先週末の新聞の一つに『部活顧問「改善を」』といった記事が掲載されていました。部活動の顧問をすることが若い先生の負担になっていて、授業の準備にも支障が出ているといった内容の記事です。ネット上でも「部活がブラックすぎて倒れそう…教師に部活の顧問をする・しないの選択権を下さい」といった署名活動が行われているようです。

 

学校によっては、すべての先生が部活動の顧問をすることが慣例になっているところもあるようですが、そんなことまでしたくない…といった気持ちになる先生がいても不思議ではないですね。自分が通っていた中学校は、生徒の部活動への参加が必須でしたが、子ども心に、部活なんかやらないで早く家に帰りたい…と思っていましたから。

 

クラブによって多少の違いはありましたが、どのクラブも毎日遅くまで練習していましたし、競技大会の前になると休日も練習していましたからね。雨で校庭が使えなくても、休まずに校舎の廊下で基礎練習をするくらい熱心でした。ただ、すべての生徒がそこまでして部活動をやりたいとは思っていなかったでしょうし、顧問の先生も似たような感じだったかもしれません。

 

それでも、競技大会で優勝したりして全校集会で表彰されると、された生徒も顧問の先生も嬉しそうでしたけどね。競技大会で優勝するくらいですから、毎日の練習も大変だったと思いますし、その状況は、ここでいうブラックだったと思いますが、ブラックだからもうやめようとはなりませんでしたし、むしろ、来年の大会も頑張ろうといった感じでした。

 

いろいろな価値観があると思いますので、同じことをしても、これはブラックだと感じる人もいれば、そうではないといった人もいると思います。文部科学省も対策を進めつつあるようなので、これからは単なる慣例ではなく、多様な価値観の中で部活動が実施されるようになってくるのではないでしょうか。

 

また、ブラックといった表現は強く印象に残りますが、それに比べて内容の理解といった点は曖昧になる場合があるように感じます。感情に訴えることも大事かもしれませんが、実態を正しく把握して議論しないと、良い結論は出ないと思います。「支障が出ている」「倒れそう」といった言葉も、その言葉だけではどの程度の状況か分かりませんからね。

 

 

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