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2016/02/28

10年持たないLED電球

東日本大震災の後、電力不足の問題から、みんなで節電しましょうといった話しになりましたが、このように世の中の空気が一斉に変わったときに、それを良い機会と受け取って行動するのが商売なのですよね。当時、勤め先の会社に、LED照明の導入を勧める業者さんが代わる代わる訪ねてきていました。

 

 

当然、モノを売るわけですから、良いところを盛んにアピールしていましたね。どの業者さんも、省電力なので電気代がお得ですよ。LEDは明るいですよ。発熱が少ないのでエアコン代もお得ですよ。10年(40,000時間)持ちますよ。といった具合に、盛んにアピールしていきました。

 

商談ですので、一通り話しを聞いたらお値段は…となりますが、どの業者さんも、蛍光灯タイプで1本1万円くらいと言っていました。今はもっと安くなっていますが、当時はこんなに高かったのですよね。電気代も下がって10年持つならお得かな…とは思ったものの、それにしても蛍光灯1本で1万円は高いです。

 

それに加えて、当時、LED照明は出始めたばかりの商品でしたから、本当に10年も使えるのかな…といった疑問もありました。同僚は、10年経つ前にダメになって、その時に相手の会社が無くなっていたらどうなるのか…といった話しをしていました。

 

10年もしたら自分の会社だってわかりませんからね。その同僚に、他人の心配をする前に自分のところを心配したほうが良いかも…と言った記憶があります。そんなこんなで、結局、勤め先ではLED照明を導入しませんでしたが…。

 

そのうち業者さんも訪ねてこなくなり、今でも勤め先の照明は昔からある蛍光灯ですが、最近になって、LEDの電球が10年持たないのではないか…といった話しを聞く機会があり、当時感じた疑問は正しかったな…と、改めて思いました。

 

LEDの電球が点灯しなくなるのは、熱によって電球内部にある電解コンデンサ(部品)が劣化するからだそうですね。発熱が少ないといっても、それなりの温度にはなるらしく、そのようなことが起こるようです。

 

 

もちろん、使い方にもよるでしょうし、製品の作り方にもよるでしょうから、すべての製品がそうなるわけではないでしょう。ただ、製品によっては、LEDが40,000時間の寿命のところ、電解コンデンサの寿命が、その10分の1くらいといった場合もあるようです。

 

こうした経験の積み重ねによって、より良い製品が作られるようになるのでしょうが、出始めの頃の高い値段で購入して、10年持つどころか数年で寿命になってしまった人にしてみたら悲しいですよね。

 

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