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2016/01/26

夢破れて祖国に戻る難民

WSJの日本語版に、シリアからドイツにやってきた家族の話しが出ていました。昨年10月、この家族は安全な暮らしを求めてドイツにやって来たそうですが、それから4か月した今、内戦状態のシリアに戻りたいと考えている…といった記事です。

 

ドイツに来たのは、誰もが天国と言っていたからで、小さな家と事業を始めるのに役立つ少しのお金がもらえると期待していたが、現実は違っていた。後悔している…といった内容の記事でした。

 

もちろん、これ以外にも食事や習慣の違い、難民に対する冷遇といった様々なことが理由にあるとは思いますが、条件に合わないから帰る…とも受け取れる話しで、このような家族を難民として受け入れるのは難しいと感じました。

 

先日には、日本における難民申請の状況についての報道がありましたが、入国管理当局では、申請のほとんどが制度を悪用した偽装申請ではないかと考えている…といった内容でした。

 

日本では現在、申請者が生活に困らないようにするため、申請から半年後の就労を認めているそうですが、それにより、日本で難民申請すれば働けるといった情報が広まり、ブローカーが介在した偽装申請が横行しているようです。

 

その結果、昨年の難民申請者数は7,586人と、5年連続で過去最多を更新したそうですが、そのうち実際に難民として認められた人は、たったの27人だったそうです。

 

一方、ドイツには昨年、110万人の難民・移民が流入していますが、この状況に対してドイツ国民は反発しているようで、特に、昨年末に起こった集団暴行事件の後は、難民に対する目も厳しくなっているそうです。

 

この事件の容疑者たちの中に、難民申請者が多く含まれていたためですが、それにより、難民に対して寛容な政策をとってきた首相が苦しい立場に追い込まれていますね。

 

日本は難民の受け入れが少なすぎるという意見もあるようですが、今と同様、安易な受け入れはせず、本当に困っている人にのみ手を差しのべるほうが良いのではないかと思いました。

 

 

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