« 毎年必ず話題になる荒れる成人式 | トップページ | マネジメント・サイクル(PDS・PDCA・PDSCA…) »

2016/01/13

無理して大学に行くメリットは?

奨学金の返還訴訟が増えているそうですね。日本学生支援機構(以前の日本育英会)が発足した2004年度は58件だったそうですが、それが8年後の2012年度には、6,193件にまで増えたそうです。

 

奨学金と聞くと、条件を満たせば返済が免除されるのではないか…といった印象がありますが、実態は教育ローンなのですよね。単なる機構からの借り入れであって、利息の支払いも必要です。

 

 

機構は機構で、金融機関から借り入れをして学生に貸し付けをしていますので、学生から機構への返済が滞れば、機構から金融機関への返済も滞ってしまいます。

 

そうなると、今ある奨学金制度自体にも影響が出てしまいますので、返済が滞ったら返還訴訟で…となってしまうのでしょう。現在の奨学金制度の仕組み上、やむを得ないかな…と思います。

 

ただ、返済できずに訴訟を起こされた学生にしてみれば、借りたものを返すのは当たり前としても、学業のために借りたお金のことで訴訟を起こされるなんて…という気持ちになるかもしれませんね。

 

少子化で子どもの数は減少していますが、大学や短大への進学率は高くなっているそうで、最近は、2人に1人が大学や短大に進学しているそうです。

 

一方、景気の悪化で収入が減少している世帯があるためか、奨学金制度を利用する人は増加傾向のようです。それからすると、今後も返還訴訟は増えていくのでしょうね。

 

何かを学びたいという気持ちは大切ですし、そのためにある奨学金制度ですが、これほどまでに返還訴訟が増えている現実をみると、このままで良いのだろうか…と思います。

 

 

今ある奨学金制度に代わるような仕組みが必要かもしれませんし、大学や短大の教育が本当に役立つのか。お金を借りてまで大学や短大に進学するメリットがあるのか…といったことも考えてみる必要があるかもしれませんね。

 

« 毎年必ず話題になる荒れる成人式 | トップページ | マネジメント・サイクル(PDS・PDCA・PDSCA…) »

「日記」カテゴリの記事