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2016/01/06

昔話風、朝三暮四

カレンダーに描かれていた猿のイラストを見て、ふと、朝三暮四という言葉が頭に浮かびました。目先の違いに拘って、結果が同じになることに気づかない。あるいは、言葉巧みに他人をだます。という意味の言葉ですね。

 

猿って単純だな…と思う反面、人間でも同じようなことがあるよな…とも思います。この言葉の由来は中国の故事ですが、せっかくなので、それを昔話風にしてみました。

 

   *

 

昔々、宋という国に、狙公という猿が大好きなおじいちゃんが住んでいました。おじいちゃんは毎日、朝と夕方、猿に栃の実をあげていましたが、だんだんと、ドングリを買うお金が少なくなってしまいました。

 

おじいちゃんは、お金を節約するために、猿にあげる栃の実の量を減らそうと思いましたが、そんなことをしたら猿に嫌われてしまうのではないかと悩んでいました。

 

「そうだ!」

 

ある朝、おじいちゃんは良いことを思いつきました。そして、猿に栃の実をあげる前に次のように言いました。

 

「これからは朝に三つ、夕方に四つ栃の実をあげるよ」

 

それを聞いた猿は怒りました。

 

「朝に三つじゃ少ないよ」

 

そこでおじいちゃんは言いました。

 

「そうかそうか。では、朝に四つ、夕方に三つ栃の実をあげるよ」

 

すると、猿は大変喜びました。

 

「おじいちゃん、ありがとう」

 

おじいちゃんと猿は、ずっと仲よく暮らしましたとさ。

 

 

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