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2016/01/18

クロード・モネ - カササギ

天気予報の通り、今日の東京は雪でしたね。今朝は事情があって、明け方4時過ぎに家を出たのですが、すでに雪が降り積もっていて真っ白でした。誰も歩いていないところを、足跡をつけながら歩くというのも良いですよね。交通は大混乱で大変でしたが…。

 

さて、話は変わりますが、雪を見ると、クロード・モネが描いたカササギという絵画を思い出します。2014年、国立新美術館で開催されたオルセー美術館展で現物を見ました。 この作品は、1869年に、妻と息子とともに滞在したノルマンディー海岸のエルタトで描いた…と言われています。

20160118

美術館で現物を目にしたとき、降っていた雪がやみ、そこに陽が差してきた…という光景でしょうか。陽に照らされた雪が、キラキラと輝いていて眩い感じが出ていて、凄いなあ…と感じました。

 

何しろ、絵なんて学校の図工や美術の時間に描いたことがあるという程度ですからね。白い画用紙に白い絵の具で雪景色を描くとしたら…という発想で見てしまうので、凄いなあ…という感想になってしまいます。

 

どうなっているのかと思って、近づいてよく見てみると、白いはずの雪に青や赤の原色も混ざっているのですよね。それ以外にも様々な色が使われているのですが、全体としての印象は白色なんですね。

 

絵画を勉強した人が見れば、後の印象派がよく使った技法の予兆が感じられるとか、シンプルな構図がリズムを生み出している…といった感想になるのかもしれませんけどね。あるいは、雪の白さに光と色彩を見い出した作品…でしょうか。

 

作者のクロード・モネは、印象派を代表する画家で、光の画家と呼ばれることもあるそうです。時間や季節とともに移りゆく光と色彩の変化を、生涯にわたって追及したと言われているそうですね。

 

作品としては、「印象・日の出」(印象派という名称の由来になった作品)、「サン・ラザール駅」や「睡蓮」の連作が有名だそうで、このカササギは、サロンと呼ばれていた作品の発表の場に出品したものの、受理されなかったとか…。

 

印象派というのは、19世紀後半のフランスに発した芸術運動だそうで、それまでのフランスの保守的な美術界からは批判も大きかったようなので、そうしたことが影響したのかもしれませんね。

 

 

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