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2015/12/03

テレビ放送の未来

NTTドコモのNOTTV(ノッティーヴィー)というマルチメディア放送が来年で終了するそうです。テレビ放送が地上波デジタル放送になった後、使わなくなったアナログ放送の周波数帯域を使って、スマートフォン向けに放送をしていたものですね。日本初のスマートフォン向け放送局という宣伝でしたが、最初で最後のスマートフォン向け放送局ということになってしまうのかもしれません。

 

サービスエリアが首都圏と東海や関西などに限られている上、NTTドコモのスマートフォンでないと見られない放送だそうです。この時点で、今までのテレビ放送に比べて利用者は限られてしまうと思うのですが、これに加えて、スマートフォンを活用していそうな最近の若い人は、あまりテレビ放送を見ないという悪条件が加わります。素人の自分でも、商売になるのかな…と感じるくらいですので、放送終了のニュースを「やっぱりな…」と感じている方も多いのではないでしょうか。

 

実際、加入者数の目標値は600万人だったそうですが、現時点で150万人しかいないとか…。加入者数が目標の4分の1では、このサービス自体が赤字なのではないかと思います(だから終了するのでしょうけど…)。放送ですから、結構な設備投資もしているでしょうが、それも回収できているのかな…。実際の数字を見ていないので、これらはあくまでも憶測ですが、もし損失が出ているとしたら、最終的には利用者が負担することになるのでしょうね。

 

携帯電話で使える周波数帯域が不足しているといった話しもある一方で、数年で終わってしまうようなサービスに周波数帯域を使ってみたりと、何してるのかな…という気がします。こういう話しの取りまとめは総務省の仕事だと思いますが、そこがしっかりしてくれないと、結局は国民の不利益になるのですよね。

 

こうしたマルチメディア放送がスタートしたきっかけになったテレビ放送の地デジ化も、本当に必要だったのですかね。テレビを買い替えたり、アンテナを工事したりと、各家庭でも結構な負担だったと思いますが、集合住宅へのアンテナ設置に補助金を出したりと、税金も使われたのですよね。その負担を超えるメリットはあったのでしょうか。また、若い人があまり見ないテレビ放送の未来はどうなるのでしょうか。テレビ放送局大手のフジテレビですら営業利益が赤字だそうですし、それほど明るいようにも思えないのですけどね。

 

 

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