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2015/12/30

駅員に対する暴行・傷害事件の加害者ワースト1は60代以上!

 

先日たまたま利用した電車の車内に、「頭突きをして怪我をさせる(傷害罪)・ネクタイを引っ張る(暴行罪)・ビールをかける(暴行罪)。これらはすべて暴力です」という中吊り広告がありました。

 

20151230

 

こういった広告が作られるということは、今までにこうした行為があったということなのでしょうね。しかしまあ「頭突」とは…。プロレスか何かの見過ぎではないでしょうか。ふつう、他人に対してこんなことをしようと思いますかね?

 

まあ、中にはそういう人もいる…ということなのでしょうけど…。

 

ということで、駅構内や電車内で発生する暴行事件や傷害事件がどのくらいあるのかと思いネットで検索してみたところ、「鉄道係員に対する暴力行為の件数・発生状況について」という資料が見つかりました。

 

この資料は、日本民営鉄道協会という団体が毎年発表しているもので、JRをはじめとした鉄道各社で発生した暴力行為を集計したものです。

 

その平成26年度(平成26年4月から翌年3月にかけての集計)版によりますと、一年間で800件の暴力行為が発生しているそうで、そのうちの56.8%は、加害者が飲酒している状態だったということです。

 

そのせいかは分かりませんが、暴力行為の理由がはっきりしないケースが一番多いということです。酩酊状態のため、暴力行為をしたことすらよく覚えていないということかもしれませんね。

 

以下、その資料からいくつかのデータを引用します。

 

 

◆月別発生件数ワースト3

 1位… 5月(86件)

 2位…12月(82件)

 3位… 8月(81件)

 

◆曜日別発生件数ワースト3

 1位…日曜日(137件)

 2位…金曜日(131件)

 2位…土曜日(131件)

 

◆時間帯別発生件数ワースト3

 1位…深夜(326件)

 2位…夜間(220件)

 3位…日中(187件)

 

◆加害者年齢ワースト3

 1位…60代以上(175件)

 2位…40代(161件)

 3位…30代(152件)

 

◆発生場所ワースト3

 1位…改札(302件)

 2位…ホーム(255件)

 3位…車内(132件)

 

日本民営鉄道協会では、「暴力行為は絶対に許されない。鉄道業界全体が結束して毅然と対応していく」としています。是非、そうしてほしいですね。

 

お客様が相手だから穏便に…といった対応は、逆にこうした事件が増える原因の一つになってしまうと思います。悪いものは悪いという、毅然とした姿勢が大事ではないかと思いますね。

 

しかしまあ、加害者年齢のワースト1が60代以上とは…。日本は高齢化社会と言われていますが、これもそういったことが原因なのですかね?

 

60代以上の人がそれだけ元気だということなのかもしれませんが、その元気を向ける先が他人に対する暴力というのは、少しばかり恥ずかしくないでしょうか。

 

それに、こんな状態では「今どきの若者は…」なんていうお説教はできませんよね。逆に若い人から、「いい歳して何やってるんだか…」と呆れられてしまうと思います。

 

 

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