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2015/11/18

半値八掛け二割引きは本当か?

老後資金という点で、たまに株式投資のことを調べたりしているのですが、相場の格言といったものがあって、読んでみると面白いです。中には、辰巳天井のように、干支と株価の関係をあらわしたものもあります。

 

そうした言葉の中に、半値八掛け二割引きで底が入るというものがあります。株価が上がりきって下降していくとき(天井をつけた後の下落局面で)、どの程度まで株価が下がるか(底値がどの程度になるのか)の目安をあらわした言葉です。

 

計算式にすると、

0.5×0.8×(1-0.2)=0.32

ですので、最高値の3分の1まで下がるということになりますね。数字からすると、下がるというよりは暴落と言ったほうが良さそうですが…。

 

この半値八掛け二割引きは、昔の大阪の薬問屋などが、品物が売れないときの値引きの目安にしていたとか、安いものを買い叩くときに使った言葉などと言われていますが、語呂のよさもあって、株式相場でも使われるようになったそうです。

 

数字自体に根拠があるということでもないようで、下がるときは思った以上に下がるとか、とことん下がらないと止まらない。あるいは、ここまで下がれば買う人もいるといった意味合いで使われているようです。

 

 

さて、こういったものを読むことで、半値八掛け二割引きという言葉自体は理解できましたが、本当に根拠なく使われている言葉なのでしょうか…。明確に示せないだけで、感覚的には理解されているといったことは無いのでしょうか…といった疑問が頭に浮かびました。まったくの的外れだったら、格言的には使われないと思いますので…。

 

ということで、過去の株価の暴落時の値で確かめてみたいと思い、少し調べてみました。

 

過去の株価の暴落というと、1990年のバブル崩壊や2000年のITバブル崩壊。あるいは、2007年のリーマンショックといった3つの暴落を思い出しますね。この3つの暴落時の日経平均株価を調べて、騰落率を計算してみました。

 

・バブル崩壊

 最高値:38,957円44銭(1989年12月)

 最安値:14,194円40銭(1992年8月)

 騰落率:−63.56%

 

・ITバブル崩壊

 最高値:20,833円21銭(2000年4月)

 最安値: 7,603円76銭(2003年4月

 騰落率:−63.50%

 

・リーマンショック

 最高値:18,300円39銭(2007年2月)

 最安値: 6,994円90銭(2008年10月)

 騰落率:−61.78%

 

見てみると、最高値の0.32というほどではありませんが、0.36~0.38くらいまでは下落しています。これからすると、暴落時の日経平均株価は、最高値の3分の1くらいまでは下がる可能性があると考えて良さそうですね。半値八掛け二割引きというのも、あながち間違いでは無さそうです。

 

もしもこの先、株価の暴落があって、どこまで下がるのか心配になったときには、この半値八掛け二割引きという言葉を参考にしてみるのも良いかもしれません。参考にしなければいけないようなことが起こらないのが一番ですけどね。

 

ちなみに、最初に書いた辰巳天井ですが、正確には「辰巳天井、午尻下がり、未辛抱、申酉騒ぐ。戌は笑い、亥固まる、子は繁栄、丑はつまずき、寅千里を走り、卯は跳ねる。」で、十二支のすべてが含まれています。相場と干支を結びつけて考えるあたりは、日本人らしいかな…と思いますね。

 

 

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