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2015/11/03

散歩の途中で(学士会館)

運動不足にならないように、休みの日はなるべく外に出るようにしています。先日は、御茶ノ水から神田神保町の書店街を抜けて、皇居周辺を散歩してきました。写真は、その途中の一ツ橋交差点(神田錦町)で撮影した「学士会館」です。こんな都心にも、こうした古い建物が残っているのですよね。

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この学士会館は、平成15年に国の登録有形文化財に登録されています。日本の大学の発祥の地であり、 日本野球の発祥の地でもあるそうです。古くからあった建物ということですが、焼失と再建を繰り返してきたそうで、現在の建物は、関東大震災後の復興建築で1928年(昭和3年)のものだそうです。玄関の半円のアーチ(写真右下部分)が特徴的です。設計は、佐野利器氏・高橋貞太郎氏の両氏とのこと。佐野氏は東京駅の構造設計で。高橋氏は帝国ホテルの設計で有名な方です。

 

1936年(昭和11年)の2・26事件では警備隊司令部が置かれ、大東亜戦争(太平洋戦争)中は屋上に高射機関銃陣地が設けられ、終戦の年には建物の一部が空襲の被害を受けています。終戦後は、連合国軍総司令部(GHQ)に接収されて閉館。1956年(昭和31年)に、ようやく返還されたという歴史のある建物ですが、今は、会議室や結婚披露宴会場。ホテルやレストランとして利用されています。

 

また、これ以外にも、ドラマのロケ地として利用されることもあります。最近ですと、驚異的な視聴率を記録して有名になった、「半沢直樹」というTBS系の連続ドラマのロケ地として利用されています。この建物の201号室が、ドラマの中で会議室として利用されたそうで、主人公の銀行員が、役員とやり合うシーンの撮影が行われたそうです。

 

維持するのは大変そうですが、こうした歴史のある建築物は残ってほしいと思いますね。

 

 

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