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2015/11/12

医療の先行きは大丈夫?

自分は知りませんでしたが、「レセプト債」という金融商品があるのですね。病院での診察や治療に対して支払われる診療報酬をもとにした金融商品ということですが、これを全国に広めていた資産運用会社が破綻したそうです。

 

診療報酬というのは、患者を診療した医療機関が、その患者が加入している健康保険組合に請求をして、およそ二ヶ月後に支払いがされるものだそうです。

 

この二ヶ月という期間を待てない医療機関が、診療報酬の請求権を今回破綻した会社が運用するファンドに売却して現金化する。ファンドは後日入金される診療報酬を裏づけにして債券を発行する。発行された債券を証券会社が投資家に販売する。という流れだそうです。

 

「請求権を売却」
  ↓
【ファンド】 ←「資産運用会社が運用」
  ↓
「債券を発行」
  ↓
「証券会社が投資家に販売」

 

不正な請求でなければ、まず間違いなく診療報酬は支払われるため、安全性の高い金融商品とされていたようです。債券を購入していた投資家の方に被害がなければ良いのですが…。「安全だから」ということで、老後資金などを投資された方もいらっしゃるのではないかと思います。

 

また、こういう金融商品ができるということは、すぐに現金が必要なくらいに資金繰りに苦労している医療機関があるということなのでしょうね。お医者さんというと裕福というイメージがありますが、実際はそうでもないという話しも聞きます。

 

医療の水準を維持するために設備投資をすると、そのリース料だけでも大変な金額になるようですし、その一方で、そうした医療を望まない患者さんもいらっしゃるでしょうから、採算をとるのが難しいのではないでしょうか。今回の事件は、医療分野の先行きを暗示するような話しにも思えました。

 

 

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