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2015/11/06

サークル仮説…連続犯の犯行現場は円形上に分布する

出勤途中、偶然一緒になった同僚との世間話しで、ここ最近、同僚の自宅付近で続いている不審火の話題になりました。雨が少なく、空気が乾燥しているので大事にならなければいいのだけど…と、心配している様子でした。

 

この話しを聞いて、以前本で読んだ「サークル仮説」という話しを思い出しました。これは、イギリスの心理学者のデビット・カンター氏(デヴィッド・カンター氏と表記すべきでしょうか)がまとめた仮説で、「連続犯の犯行現場は、犯人の活動拠点(自宅)を中心にした円形上(ドーナツ型)に分布する」というものです。

 

「連続犯は活動拠点(自宅)付近では犯行を行わない」「犯行現場は警戒が強くなるので、次の犯行現場はそこから一定の距離を取る」ということから、犯行現場がドーナツ型に分布することになるそうです。

 

そのため、犯行現場の中から一番距離の離れた二地点を結ぶ線を直径とした円の中心付近に、犯人の活動拠点(自宅)があると推測されるとのことです。

 

犯罪の性質や特徴点を分析し、犯人の特徴を推論することを「プロファイリング」というそうですが、今回のような連続した不審火については、そういった手法を使うほうが解決できるような気がしますね。今回の事件も、早く解決すると良いのですが…。

 

ちなみに、デビット・カンター氏は、東日本大震災の際に成田空港に居合わせ、あの大きな揺れを経験しています。そのときのことを「地震で揺れても人間性は揺れない」といった文章にまとめ、確かタイムズ誌か何かに寄稿していましたね。

 

災害時はパニックになって逃げまどうというのが一般的なイメージで、災害をテーマにした映画などでも、そういった表現がされているが、実際は逆だそうです。研究によれば、災害で大規模なパニックが起こるのは例外で、通常は既存の社会的関係が維持されるそうです。

 

 

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