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2015/11/24

無責任ではいけない…仕事に関する3つの責任

仕事をしていると、「あの人は責任感が強い」とか「この人は無責任だ」といった話しを耳にすることがありますね。自分も特に考えなくこういった表現を使ってきましたが、やはり言葉の定義はしっかりしておいたほうが良いと思い、仕事の責任について少し考えてみました。

 

1. 遂行責任

まず最初に考えつくのが、「与えられた仕事をしっかりこなす」という責任(「遂行責任」)ですね。仕事の責任といえば、これがほとんどではないかと思います。遂行責任が完璧に果たされていれば、何の問題も起こりません。ただ、残念なことに、人間は必ず間違いを起こすもの。それを防ぐためにダブルチェックなどの仕組みを作っても、間違いはゼロになりません。

 

2. 説明責任

そこで考えられる責任が、何か間違いを起こしてしまった場合に、「今の状況や今後の対応について説明する」という責任(「説明責任」)ですね。昨今、偽装などのさまざまな不祥事が起こっていますが、それに対応する責任です。当然ながら、不祥事の内容によっては批判されたり、責め立てられて謝罪することになりますが、それも含めて説明責任だろうと思います。

 

3. 賠償責任

これに加えて、誰かに損害を与えてしまった場合は、それを「賠償する」という責任(「賠償責任」)があります。「こういったモノやサービスを提供します」と約束しながら、それが為されなかった場合や、ふつうにモノを使ったら事故が起こってしまったといったことに対応する責任です。

 

 

■責任は能力であり能力が待遇につながる

 

これら3つの責任について、別な言い方をすると、「問題が起こらないようにする責任」「問題が起こったときに対応する責任」「(金銭で)問題を解決する責任」と言えるかもしれません。

 

また、これらの3つの責任を英単語で表現すると、遂行責任はResponsibility、説明責任はAccountability、賠償責任はLiabilityですね。どの単語の末尾もabilityですから、これらはすべて能力ということになるのだろうと思います。能力(や一定の権限)のある人が責任を果たすことができるわけです。

 

最近は(最近でもないかな…)、責任は負いたくないが待遇が悪いと不満を漏らす人が多いと聞きますが、世の中にそれほど都合の良い話しは無いと思います。優遇されたければ責任を負わなければならないと思いますし、責任を負った以上は、それを果たさないとダメですね。これが仕事をするということだろうと思います。

 

 

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