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2015/11/29

25,000ドルのアイデア - 優先順位法の話し

そろそろ来年の手帳を用意する時期ですね、自分は、就職してからずっとシステムダイアリー(SYSTEM DIARY、通称はSD手帳)というバインダー式の手帳を使っています。毎年この時期に、来年用のリフィルを購入しています。

 

自分が就職した当時は、システム手帳が流行していまして、いろいろな手帳が販売されていましたが、その中からシステムダイアリーを選択しました。

 

 

当時、もっとも売れていたシステム手帳は、バイブルサイズという手帳というには少しばかり大きなサイズの手帳で、鞄に入れて持ち歩くようなものでした。一方、システムダイアリーはワイシャツのポケットにも入るくらいのサイズで、まさに手帳と呼べるものです。

 

当然、売れているもののほうがバインダーもリフィルも選択肢が多く、手に入るお店も多いので、その意味ではシステムダイアリーを選択する魅力は少ないのですが、システムダイアリーには、それを超える手帳本来の魅力があると感じたので選択しました。

 

そのようなシステムダイアリーですが、その解説書として、システムダイアリーの考案者である奈良総一郎さんが書かれた「電脳システム手帳」という書籍が販売されていまして、その中に、25,000ドルのアイデアという逸話が紹介されています。

 

これは、アイビー・リーという能率増進コンサルタントが、鉄鋼会社の社長に提案した優先順位法という技法に対して、その社長が25,000ドルを支払ったという話しです。

 

コンサルタントの提案は、「まず初めに、1枚の白紙に明日しなければならない最も重要な仕事を6つだけ記入する。次に、重要さの順序に番号をつける。そして明日になったら、それらを時間のなくなるまで順番にやりとげる。」という単純なものです。

 

そして「1つや2つしかできなくても、最も重要な仕事は真っ先にすませているのだから気にしてはいけない。これを実践した後、あなたが感じた価値と同額の小切手を送ってほしい。」と続けます。

 

これに対して社長は、「今まで習ったどんな授業よりも有益だった」として、25,000ドルの小切手を届けたということです。その後、この会社は世界最大の独立系鉄鋼生産会社に発展したとのこと。当時、25,000ドルあれば家が20軒以上買えたようですので、今の時代であれば600万ドルのアイデアという感じでしょうか。

 

この話は、今から一世紀以上前の話しですが、優先順位法は今でも通用するアイデアですね。難しい手法より、こういった単純な手法の方が長続きすると思います。

 

 

しかしまあ、目に見えるモノではなく、アイデアという目に見えないものに対して高額の対価を支払ったところはすごいですね。そのくらいでないと、商売で成功できないのかもしれませんね。

 

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