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2015/10/03

老後資金は約3,000万円必要?年金だけでは生活できない?

 

そろそろ先々のことを考えたほうが良いかな…という年齢になったので、先輩方の話しを聞いてみたりしているのですが、特にお金関係は、聞けば聞くほど気持ちが暗くなりますね。

 

また、老後資金(年金支給額を除く)は「約3,000万円必要」といった話しを聞きましたが、これって本当なのでしょうか…。

 

生命保険文化センターというところが実施したアンケート調査によると、夫婦2人で老後を送るために必要な最低限の生活費が平均で約22万円/月。ゆとりのある老後の生活費になると約35万円/月なのだそうですね。

 

仕事をやめて時間のできたところで旅行や趣味にお金をかければ、確かにそのくらいは必要なのかもしれませんが、日本は長寿社会ですから、ずっと約35万円/月の生活を維持するのは大変そうです。

 

65歳で仕事をやめて90歳まで生きたとすると、35万円×12ヶ月×25年=1億500万円ですからね。ふつうのサラリーマンではまず無理だと思います。22万円で計算しても、22万円×12ヶ月×25年=6,600万円ですし…。

 

一方、年金は…というと、厚生労働省年金局の調査では、男性会社員の場合の平均額が約204万円/年で、女性会社員の場合の平均額が約120万円/年だそうです。女性の場合、結婚して退職して…といった事情で勤続年数が少なくなるのでしょうね。

 

この条件に当てはまる夫婦2人であれば、約324万円/年の年金収入ですから、月にすると約27万円ということで、最低限の生活(約22万円/月)は送れることになりそうです。

 

そして、ゆとりある生活(約35万円/月)を送るとすると、月に8万円の不足ですので、(35万円-27万円=)8万円×12ヶ月×25年=2,400万円の資金があれば何とかなるような気がします。

 

こう考えると、老後資金が約3,000万円という話しも理解できなくはないですね。もし退職金がそこそこ出る状況であれば、3,000万円-退職金の額だけ貯金しておけば良いですから…。

 

ただ、これらはすべて平均額ですからね。少ない人もいるでしょうし、多い人もいるでしょう。

 

それに、働き方改革の話しもありますので、今後は退職金が出るかどうかもわかりません。また、年金にしても、将来も今と同じ条件でもらえるのかわかりません。

 

以前に60歳支給開始が65歳支給開始に変わったように、将来、65歳支給開始が70歳支給開始に変わるかもしれませんし…。

 

結局のところ、いくらあれば大丈夫かを心配するよりも、健康を維持して定年後も働けるうちは働いて、細々とでも愉快に暮らしていくことを考えるほうが良いのかもしれませんね。

 

 

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