2017/06/22

関係者から苦情が出そうな素人考えの基本方針

豊洲市場への移転問題ですが、「築地は守る、豊洲を活かす」という、いかにも選挙対策らしい基本方針が示されましたね。移転賛成派、移転反対派、専門家会議といった関係者、そして都民のいづれからも苦情が出そうな気がしますがどうでしょう?

 

移転延期によって無駄になっている豊洲市場の維持費や、関係者に支払われる補償金は、すべて都民が納めた税金ですので、これのどこがワイズスペンディング(賢い支出)なのか説明してほしいですね。

 

それに、最初は豊洲市場の「食の安全(安全だが安心ではない)」の話しだったものが、いつの間にか市場会計の損益の話しになって、結局は築地も豊洲も両立させます…ですからね。少なくとも市場経営という点では最悪の選択ではないでしょうか。

 

今回の基本方針は、築地市場派(移転反対派)と豊洲市場派(移転賛成派)の両方に配慮した結果との意見もありますが、それは表向きの話しで、本心は自分ファーストではないかと思います。

 

 

20日に開かれた臨時の記者会見で小池都知事から示された基本方針は、「築地は守る、豊洲を活かす」「豊洲はITを活用した総合物流拠点とする」「都民の信頼回復に徹底的に取り組む」の3つですが、話しとしては具体性に欠けると感じました。

 

また、「都民の信頼回復」ということですが、一度失った信頼を回復するのは簡単ではないと思います。最初の頃は、巨悪と闘う孤独なヒロインのような印象でしたが、最近は、話しに首を突っ込んでいただけの人といった感じでしたからね。

 

今回の話しも、築地市場が古くなったので新しく作った豊洲市場に移ってください。ひょっとしたら築地市場に戻ることになるかもしれません。といった感じで、信用して良い話しなのかどうか…。

 

築地市場は「食のテーマパーク」に…ということですが、そのための予算はどうするのか、誰がその事業を担うのかなど、具体的に誰が何をどうするのかが全く決まっていないようですからね。

 

 

5年後をめどに再整備とのことですが、絵に描いた餅ですよ。すでに決まっていた方針であっても簡単に翻し、そのわりに決定の時期が曖昧な小池都知事のことですから、何もしないで終わるかもしれません。

 

都知事の任期は4年ですからね。再選を狙っているのなら別ですが、そうでなければ、任期が終わったあとのことなんて気にしないと思いますし、ひょっとしたら、それがわかっていて5年後にしたのかもしれません。

 

いっそのこと、このエリア(東京湾岸地域)に国家戦略特区を活用してみてはどうですかね。国家戦略特区自体を廃止しようという話しもあるようですが、こういうときにこそ役立つ制度ではないかと思います。

 

また、今回の話しの中で唯一良かったと感じたのは、オリンピックまでに環状第2号線という築地市場を通る道路を完成させるとしたことですね。これはオリンピックの選手村と都心を結ぶ道路で、輸送インフラとして重要なものらしいので…。

 

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